1年の終わりに

不況の世の中と言われていますが、年末の風景はそんなに変わりがない気もします。この土日からスーパーの駐車場は満車に近く、薬局では車を停められなかったと、夫は帰ってきました。昨日は、栄の百貨店にも行きましたが、ブランド店の紙袋を手にしたカップルや、たくさんの年賀のお土産品を
買っている奥さまや、多くの人でにぎわっていました。
 いつものように、年末年始を迎える支度をするのは、人の営みの一つなのかもしれません。かく言う私も、今年は、ほとんど休みのない年末年始なのに、いつものことは、やってしまいたいと、今だに年賀状のあて名を書いています。(元旦に届かないかも、お許しを)
今年は、私にとっては、初体験のことがいろいろありました。この年齢になって何を・・・と言われそうですが、人生の折り返し(35でも40でも45でもそう言っていたような。)の区切りの歳と、なにが起きるのかわくわくもして迎えました。
 1つは、新しい仕事に就いたこと。やったことのない分野の仕事、新しい人間関係、自己管理の元、一定の成績を数字で求められる職種ということで
迷いながら、苦しみながらも、楽しみや喜びも感じながら、いつのまにか5か月がたちました。数字とともに、それをサポートしてくれる担当者からは、直接的なフィードバックをもらう機会があります。ちょうど「きく・はなす・みる」の実習のように、私が相手と話している様子を、観察していて、あとでフィードバックをくれるのです。話すスピードや声の調子、大きさなどを、客観的にデータをひろって言ってもらえる。
いつもは、研修の場の作られた状況の中のものなのに、実際の仕事の場面でのフィードバックは、その時の自分の心情と合わせて考えると、現実的に納得のいくもので、すぐにつぎの場面で応用でき、役に立った感じがありました。人と大いにかかわる、コミュニケーション力が試される仕事なので、今までの学びを、うまく生かしていく、実践の場としてやってみたい気もしています。ラボラトリーの外で、ラボラトリー体験学習での学びを活かしていくということに、今は、関心があります。
 もうひとつは、趣味のゴルフ はじめて3年半、今年は、目標を立てて、練習もラウンドもかなりやってきました。ハンディキャップを取得することを目標にして、12月にSゴルフ場のハンディを取得しました。自分のゴルフの目安になるものです。来年はこれで競技にも出場してみたい、いつもの仲間だけではなく、多くのプレーヤーと競う中で自分の気持ちや技量を最大限に発揮してみることを、経験してみたいと思います。これまでいろいろ周りの人に助けてもらってきています。年齢に関係なくできるスポーツなので、私のゴルフ仲間は、20代から70代まで幅広いのです。それぞれにアドバイスをもらい、一緒にラウンドしてもらい、いいプレイを見せてもらって、刺激を受けながらやってきました。恵まれた環境に感謝しています。コースで林に入ったり、バンカーにつかまったり、トラブルに遭遇してめげるときや、むずかしいショットを緊張の中頑張って、果敢に切り抜けて達成感を味わうときなど、日常の仕事や人生の場面に似ていると思えることもあります。そうした奥深いことも感じながら、これからもゴルフを楽しんでいきたいものです。
 そして3つめはエイジング。中学の同級生と毎年何度か飲み会をしますが、決まって話に出るのは、身体的な変化の話。眼・髪にはじまり、でるわでるわ、お互いの似た症状・・・。自分だけかと思っていたら、あらあら、みんなそうなのね。格好つけたくても、12歳から14歳のころを知られている関係だからか、あけっぴろげに笑い飛ばせるせいか、自分の変化を自慢みたいに出し合って・・・。からだの変化は、あんがいひとりでは、受け入れがたいもの、そういうときに、身近に話せる人がいるのは、心強いこと。
 こうしてみると、わたしもいろいろな分野で、人に助けられ、守られて生きているんだと思います。関わりをもっていることが、そういうチャンスを生み出すのでしょう。やりたいことが多いので、時間も含めてバランスのとり方で悩んできました。いくつかの活動を休止することも考えた時期もあります。やりたいことが、できないジレンマも抱えながら、それでも、すべてのことが、自分のためになっていると思えるので、「つぎのチャンスもあるさ」とひろく構えていこうと、やっと思えるようになりました。
 来年は、もう少し、気持ちにゆとりをもっていきたいと思っています。
「信じて待つこと」をキーワードにしてね。
みなさんの、今年はどんなでしたか?
来年は、いい年になりますように。 
ruko

1年の終わりに” に対して1件のコメントがあります。

  1. imoko より:

    1年の終わりから始まりへ
    初夢 「コン・コン・コン・コン・コン・・・コン・コン・コン・コン・コン」まな板で何か野菜を切る音がする。この音で目がさめる。窓の方に目をやると・・・。名古屋のテレビ塔が見える部屋の窓を開け、片手を窓枠にそっとおき、きれいな声で口ずさんでいる人がいる。とてもきれにな声で。とても眩しい。(感動する。)
    サブプライムによって200兆円の損失、うわべの実態経済への影響は都市部では変化がないように見える。昨年までは、投資家・会社等の資産減少で何とか持ちこたえたように見えるが、今年はかなり影響が出るものと思います。
    生活必需品は絶対に購入が必要だし、子供への教育費は将来のことを考え削るわけにはいかない。でも、個人資産は投資信託にしろ保有株式の評価額にしろ不動産価値にしろかなり減少しているはず。 長男には駅前のマンションを借り、進学塾に通わせ一流大学を目指させる、次男・三男には、ベテラン家庭教師を付ける。どこの家庭であっても子育てには、手を抜けない、未来のために。
    本業のあい間にパートナーと、趣味で農業をはじめることにしました、今年はやっと3年生の予定です。人間関係の拡大、今まで接したことのない産業、第一次産業、一流大出のデスクワークによって考え出される農政はどうでもいい、食の安全・安心、趣味の自給自足、自分で作ったお米がおいしく感じる。また、このことで地球温暖化を近くに感じる、お米は成熟期に高温となることで高温障害となり乳白米が多くなり品質が落ちる。お米を炊く前に確認してみてください。
     今年の同窓会はホテル日航奈良で開催、奈良はちょっと遠いかなと思いつつ、春日大社への初詣と出席しました。みんなの顔を見るのことで自分を知る。ポジティブな人ばかりの出席で盛り上がる。昨年の目標を再度確認しました。
     五十路、今年は丑年、じっくり噛んで胃に送り込み残すものなくじっくりと急ぐことなく消化吸収する、まだまだできる、ゴルフでも仕事でも。あなたも。
    今年こそは、東山のツインタワーが見える平和公園の丘で眠るひとを訪れたい。
    あしたははれる。里山から~。  
                            imoko

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