私たちが感じていること

誰でも毎日、いろいろな人と関わりながら生活をしています。人が人と関わっていくためのスキルについては、あまり意識することもなく、実際の関わりの中からごく自然に身につけていくものだと思われがちです。しかし、目覚しい科学技術の進歩や、情報化社会への変化が、人と人の直接的な関わりを少なくしていることは否 定できません。日常の直接的な関わりによって培われ、育まれるはずのスキルを得る機会が失われつつあります。
コミュニケーション能力の不足が原因となり、人間関係にストレスを感じたり、より良い関係が持てないといった問題が、例えば職場、学校、地域、子育ての現場など身近なところで起こっていると感じています。
このような問題に答える1つの方法として、私たち「グループファシリテーターの会Seeds」はラボラトリー方式の体験学習が有効であると考えています。