組合活動Ⅱ
昨年名古屋での組合の会議に参加したご縁で
今年は東京での非常勤職員の課題交渉に呼ばれた
当初は「非常勤職員として働いていて日々感じることを率直に
交渉相手に伝えるだけでいいからね」と言われ
朝一のバスに乗り新幹線に乗り継ぎ霞ヶ関方面へ出かけた
私以外に北海道から2名の非常勤職員もきていた
愛知の担当者からは非常勤職員としての課題を会議の場で
最長3分くらいにまとめて伝えて欲しいということだったが
むこうに着いて説明を受けたら実際は
午前・昼・午後と同じ内容を3回にわたって別々の交渉相手に
伝えることになっていた
特に昼の部は停止している街宣車のうえでマイクを持って
目の前にあるビルに向かって語りかけるというものだった
内心(そんなこときいてないじゃん!なんで街宣車のうえで私がマイク持つの?!)
それをきいてからはどうしよう、どうしよう、できるかな、やっぱりやめようのくり返し
遂にその時が来た
街宣車の急勾配の階段を上がりマイクを渡されて
壇上にあがり下をみたら
今日会ったばかりの組合の方の温かい視線を感じ
私の語る内容に真剣にききいってくれたので
気負いも緊張もなく話すことができた
なんだか不思議な感覚であっという間の時間だった
おそらく人生の最初で最後の体験になった