お雛さん

2月も後半へと向かう暦ですが、桃の節句に向けて、今年は家にあるお雛さんを大小いくつか飾ってみました。
娘が生まれて両親が揃えてくれたお内裏さんとお雛さん、これを飾ると一気に春を感じます。


木目込み人形の小ぶりのお雛さんは姉の嫁ぎ先のお母さんのお手製です。こちらも30年ほど前に戴きました。趣味で作ったとは思えないほどの腕前で、表情が愛らしくとても素敵です。

一刀彫りの小さな桐箱に入ったお雛さん、これは母の親友からの贈り物です。
旅ダンスのような桐箱の上にちょこんと置いて飾ります。手のひらに収まるほどの小さなお雛さんは、木の質感といい、形といい、素朴で、ほっこりした気持ちになります。
奈良の一刀彫りだと思うのですが、記憶がちょっと曖昧です。

最後の一つは、小さな貝殻ほどの素焼きのお雛さん。これは恩師からお礼にと戴きました。
普通は私がお礼をするべきところなんでしょうが、奥様がご用意されたんですね。
思いがけないサプライズに、とても感激したことを懐かしく思い出します。

綺麗に色付けされていて、黒地の敷物に乗せると小さなお雛さんがくっきりと映えます。
今年は寝室のちょこっとコーナーに、ちょこんと飾っています。
寝るとき、目覚めたとき、直ぐに目に飛び込んでくるので、ついつい「おはようさん」「おやすみなさい」と声をかけてしまいます。
失くさないようにと、片付ける時は、他のお雛さんの箱に必ず入れるようにしまいます。

お雛さんは、早春の風物詩として、娘の成長を願うお祭りとして、お雛さんを眺めてお祝いしたい気持ちになりますね。


寒さが緩むのはもう少し先ですが、春よ来い!そんな気分です。

最近のもう一つの楽しみは、お抹茶をいただくことです。
お家での一人手前。
いつもより1ランク上等の抹茶を買ってみると、多少下手でも美味しいんですね。これに甘い和菓子があれば最高です。最近好きなのは最中なんですが、美濃忠さんの最中は美味しいですよ。是非、お試しください・・・。


ちょっと一服、静かなひと時。読書もよし、こんな風にパソコンに向かうもよし、今夜も、静かに静かに・・・夜が更けていきますが、2月のブログをもとりとめもなく書いてしまいました。