思い出の品

コロナ禍のステイホームで一念発起して

自身の部屋の押し入れ掃除をしました

今私がいるのは以前母が使っていた2階の部屋で

押し入れには母の物が相当数残っておりました

 

押し入れ上段・下段・天袋と

ブリキ製の長持ちや書籍などの多くの物を取り出し

1階の母の元へ持っていって

捨てるかとっておくか判断してもらいました

 

その中でまず私が小さい頃に見覚えがあった

独特のタッチで描かれたお人形を抱いた少女の絵が

ぱっと目に飛び込んできました

中原淳一の子ども服の冊子でした

表紙の少女の表情も独特で一瞬自分がよく塗り絵をしていた

小学生のころに戻った感じがしました

 

そうしたら今度は母が以前仕事で使用していた

ガリ版と鉄筆が見つかり(これが案外今でも重たい)

これまたそれを使って原稿作りをしていた

母の姿を思い出しました

 

他にも上記のような宝物がでてきたのですが

特に母の結婚以前で女学生のころ

おしゃれなドレスをきてすまして写っている写真と

5~6歳のころのはにかんで写っている写真がでてきて

戦争で燃えてしまったと思っていた私はビックリして

見入ってしまいました

 

子供のころの母は私の小さい頃の写真とそっくりで

最初は自分の昔の写真かと思ってしまったくらいです

母もこれらの品々の発見を喜んでくれているようでした

 

からだはヘトヘトになりましたが

心は軽くなったお掃除でした