6月の決意

5月も後半になりました。各地の緊急事態宣言が解除され、自粛されていた場所やもの・人の動きが少しずつ動き始めるのかな・・・という感じがしています。
3月から3ヶ月間、お休みをしていた職場の子ども向けプログラムも、6月から始めるべく、担当の講師陣と感染対策についてミーティングをしたところです。
隔週の土曜日の6時間を使って、子どもたちが色々な材料を自由に使って作りたいものを制作する造形教室です。
庭や広いホールを使う為、密にならない空間は十分確保されますが、制作が一段落すれば、自然発生的に面白い遊びを生み出して、くっつき虫のようにじゃれ合うことも考えられるし・・・。
スキンシップはだめだよ・・・と注意を促さなければいけないのは、子どもたちもわかってはいるでしょうが辛いですね。

5月23日付の朝日新聞に「学校の新しい生活様式」文科省通達という記事では、感染リスクの高い教科活動(理科の実験・観察、合唱・管楽器演奏・調理実習・密集運動・図画工作や美術の共同制作は鑑賞活動など)は、対策を講じても感染のリスクが高いとして行わないとなっています。
学校基準として、できるだけ教室でも参考にすると、現在進行中の子どもたちと共同で作るピザ釜づくりは、中断したままですが、これも今は無理をしないで、しばらく様子を見ようということに決めました。

これまでは、共有で使っていたハサミやマジック、のり、裁縫道具、ノコギリ・・・なども、マイ道具箱を作って、その日1日使った道具は自分で管理してもらうこと、そして最後に消毒液で自分の道具を拭いてもらう。これは感染予防にもなるし、道具を大事にする習慣も身につけてもらいたいと思っていたので、ちょうど良い機会になると思います。

そして、講師陣で一番盛り上がったことは、3ヶ月ぶりの教室再開初日は、この状況に負けないユニークな作品を作って楽しもうということになりました。
かっこよくて教室でも使えそうなフェイースシールド、仮面のようなかっこいいマスク、おしゃれな防護服、ソーシャルデイスタンスが図れる洋服等々・・・この状況にも屈しないユーモアのある個性あふれる作品が作れたらいいな・・と思います。

動き出すことへの期待感もあり、また一方では、不安や心配な思いも多々あるのですが、よりベストなことは何だろう・・、
今は何がこの状況では大切なんだろうかという問いかけは、忘れないでいたいと思います。

6月、頑張ろう!