お互いの世界

今月2日に叔母の法要があり母が出席し経を読んだ
その翌日3日は父の月命日だったため
お寺さんが経をあげに我が家にきてくれた
お寺さんが帰宅したのち
私も母も各々でかけることになっていたので
同じバスに乗りあわせた
母がバスの中で
「まあ、お経の後のお坊さんの話が長くて困るわぁ~」
私:「それならお寺さんに最初から今日は〇〇時にでかけるので申し訳ありません」
と一言断ればいいんじゃないの」
母「そんなことできんわ。できるわけないわ」
母の表情からもなんか話がかみ合わないなぁ~と感じる
そうしたら母が「叔父さんも困っとったわ」と一言
ここでハタと私は気づいた
母は昨日のことを私に伝えているのであり
今朝のお寺さんのことではないのかもと
私「お母さん、そのお坊さんって昨日の叔父さんの法事のこと」
母:「そうだわ」
私:「昨日って一言も言ってなかったからてっきり今朝のお寺さんのことだと思っとったよ
お母さん、そりゃぁ 私は話がわからんかったわ。なんか変だと思った。」
母の隣に座っていた女性も思わず笑っていた
こんな感じで82歳の母とちょくちょくお互いの世界での会話をしている