看板のないカフェ・レストラン
私が行きつけにしている美容院の向かいに、今年の8月にオープンしたカフェ・レストランがある。
一度、行きたいなとおもいつつ、なかなかその機会がなくて、寄ってもいいなと前を通ると、
駐車場がいっぱいだったりして、これまで行けなかった。
今日は、私も夫もゆっくりできる日曜日だったので、遅めのランチにそのカフェに出かけてみることにした。
大通りに面しているのだが、看板を掲げていない。
白い、北欧風の建物。個人のお宅に見えなくもない。
幸い、車も2台分ほど空いている。
石造りの階段をあがると、入り口に、小さなランチメニューの案内板があるだけなので、
いったい、何やさんなのか、知らなければ、わからない。
ランチは、メインのメニュー3種類(豚・鳥・魚)の中から、1つを選ぶというもの。
前菜、スープ、パン、メイン料理、デザート、コーヒー のランチセットを
いただいた。
前菜は鴨肉をつかったサラダ仕立てで、薄紫の花びらが散らしてあり、メイン料理にも野菜がふんだんに
使われていて、私は鶏肉料理だったけれど、お肉も、ソースもおいしく、こんな近所に、こんな素敵な
おいしいカフェレストランがあったなんて・・・と、びっくりした。
オーダーを取りにきてくれた女性スタッフも、料理を運んでくれた男性スタッフも、丁寧で、落ち着いて
いい仕事をしてくれている感じがした。もちろん、お料理も。
お店の室内は、外から見るよりも、中の方が広く見える。
白い漆喰仕立てのような壁、窓から入る光、よく見ると、形は様々な木の椅子、木目のテーブル
ライトはレトロな電球。余計なもののない、シンプルな空間。
美意識を持ったインテリアのように感じる。ここちよい時間だった。
12月に入って1週間ほど、スタッフワークをする機会があった。
私はいい仕事ができていただろうか。
帰ってからそんなことをふりかえり整理をする時間をすごしている。
どっぷりそんな時間をすごしたので、今日は、いいリフレッシュができた。
看板はないのに、いつもお店はほどよく混んでいるようす。
いい仕事を続けているからなのだろうか。
今度は、モーニングに出かけてみようかと思う。
気持ちよく、また行きたいなと思えるお店だった。
そんなふうに、感じてもらえるいい仕事をしたいものだと思う。