歩く・・・こと。

1年で最も寒い季節を迎えました。
ここ数日の冷え込みは格別で、窓の外に設置してある温度計も、−2度になっていました。

昨日は、本当に寒くて、マフラーをぐるぐる巻きにして、帰路につきました。
あいにく、予定していたお迎えがなくなり、こんなくらいなら、もっと着込んでこればよかったと
後悔しながら、歩く姿は、イソップ物語の「風と太陽」の風の場面に登場する人のよう。

一転して、今日は快晴で、太陽が暖かく照らしてくれたせいか、気持ちよく歩くことができました。
お日様の暖かさがこんなにもありがたいんだな、と、太陽のおかげで、マントを脱ぐ男の人の気持ちに
なったように、しみじみと暖かさを味わいました。

明日は、もう少し暖かくなるみたいなので、からだをほぐしながら歩けるかな、と密かに期待をしています。
これもここ3年あまりで、歩く機会が多くなったので、実感できることなのかもしれません。

 

ところで、私の知り合いで、毎朝、朝食前にランニングをするという人がいて、旅行先でもランニングができるよう靴と軽めのウエアーを持っていくそうです。
夏も冬も欠かさずということなので、こんな寒い朝でも走るのですか?と尋ねたら、「もちろん!」と、即返事が返ってきました。

今年の1月、イタリアのアッシジに巡礼の旅に出かけた時も、雪の舞い散る石畳の街をランニングしたとか。
私の家に飲み会を兼ねて泊まりに来た時も、翌日の朝は、やはり走っていました。

走りながら、いろいろな思いが湧いては消え、湧いては消え、やがて無心になって走る自分がいて、気持ちが良いのだそうです。走りながら、季節の変化を体感できること、それもランニングの醍醐味かな・・・と。

 

ランニングね・・・・。
走る自分の姿を想像してみましたが、やっぱり、私には無理!そうです。
けれども、歩くこと、これは無理なくできそうなことなので、四季折々を楽しみながら、今年も続けていこうと思います。

 

続けることで、それまでちょっと無理してやってきたことも、いつの間にか自分のスタイルに馴染んでくる。

「継続は力なり」ですね・・・。

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