子どもの言い分

結婚してしばらくして、夫の父の還暦だったのを覚えているけれど・・・

それから30年余りの月日がたち・・・

 

夕べは、夫の還暦祝いを息子たちにしてもらいました。

老舗のステーキレストランの個室で、おいしいお肉をいただいて

長男夫妻、孫、次男と、私たち夫婦で、久しぶりにゆっくりと話もできました。

その中で、ひょっこり出てきた話題・・・

 

来月、私の甥(弟の長男)が入籍する予定です。

関東の支店から名古屋に転勤ができて、新居も見つかり遠距離で付き合ってきた彼女と少しずつ結婚への準備を

していると弟からは聞いていました。

「もう、あいつらは結婚に夢ばかり見ていて、駅近くの広い間取りのところに住みたい。車も2台それぞれに

所有し、共働きを目指す。というけれど・・・結婚後の生活がちゃんとできるか心配だ。」と。

それで、少し駅から離れても、家賃の値打ちな物件を親夫婦で探していると言っていました。

そう聞いていると、私が言うと、

 

次男が口火を切りました。

その甥と、私の次男がよく話すそうで、「自分たちのしたいことに、いちいち親が干渉してくる。

意見されると、言い返すことができなくて、聞き入れざるを得ないと困っている」と聞いていると。

「おじさんたちも、若い二人に任せてほっとけばいいのに。」と。

 

すると、長男も「そうだ、自分たちでやってみて、生計が立てられないと気づけば

工夫もするようになる。賃貸なら引っ越せばいい。今のうちにどんどん経験しておいた方がいい。大きなローンを組んで

家を建てるようなときに、身の程をわきまえないで失敗するような悲惨な目に合わないように、

今のうちに、自分たちでやってみる経験が大事だ。おじさんたちは先回りしすぎだよ。」

 

早くから、独り立ちした次男や結婚5年になる長男夫婦の意見は、自分たちのこれまでの経験からくる

はっきりとしたものでした。

 

子どもの立場からすると、親の干渉は息苦しくて、嫌なものなのかもしれません。

 

大人になって、自立して、自分で人生を切り開いていく責任の重さや不安も感じつつ

小さな失敗をしながらも、暮らしの中で自信をつけ、自由の持つ意味を感じ取ってきたのでしょうか。

 

親の立場からすると、子どもはいくつになっても子ども。と感じる部分はあって、どこかで

意識的にこちらから距離をとって何事も任せるように思い切らないと、心配の種はつきません。

 

弟夫妻の親心もそれなりに理解できるだけに、そんなことを甥が感じているとは私も気づかず、

いとこ同士では、そんなふうに子どもの言い分が共有されているのも初めて知りました。

 

甥っ子と弟が心の中をさらけ出して、本音で話し合えるといいのになと、思いました。

 

長男とは5つ、次男とは3つ違いの甥の結婚を、いとこ同士として、身近に感じているからこそのことなんでしょう。

 

孫も一緒の楽しい食事とともに、珍しく意見の合っている息子たちの様子を面白く感じながら、

こっちも年取るわけだ・・・と、感じた次第です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。