私の水無月
今月はなかなかブログを書く気持ちになれなかったので、
間が空いてしまい、すみません。
5月24日に母が脳出血で倒れ、6月4日には帰らぬ人となりました。
82歳なので仕方のないことと思いますが、
あまりにも突然のことで、なかなか心の整理がつきませんでした。
また、認知症の父の世話のこともあり、
いろいろなことを同時進行で考えなくてはならず
いつも何かに追い立てられているような、
ざわざわドキドキと、気の休まる間もない1か月でした。
でも、夫や妹、そしてSeedsのメンバーをはじめ、
私の周りの人たちが温かく支えてくれて、何とか過ごすことができました。
そして、その実感が、悲しいことや寂しいことや苦しいことを通り超えて、
何よりもうれしくて、うれし涙がたくさん出ました。
また、この1か月は現実と思い出との間を行ったり来たりする日々でもありました。
お悔やみに来てくださる人から母との思い出を聞くこともあったし、
離れて暮らす妹と、久しぶりに何日か一緒に過ごし、いろんな話をしたことも、
今回のことを通して、夫とも今まではなさなかったことを話題にすることができて
新しい発見や再確認があふれました。
一人で過ごす時間は、そうしたことをあれこれ思いめぐらし、ぼんやりしていたかもしれません。
曜日感覚が1日ずれ、ゴミ出しの日を間違えたり、
前後ろが少しわかりにくい洋服を、後ろ前にして出かけたり、
普段着にしているパンツが、一枚なくなったなと思っていましたが、
近所の人に屋根の上に洗濯物が引っかかっていると指摘され、
ほぼ1か月そこに放置していたという情けなさ。
でも、そろそろ落ち着いてきました。
来月の梅雨明けを楽しみに、そして今年の夏を満喫したいと思います。