心を整える
梅雨に入り、天候不順な日が続いています。
昨日は、カラッと晴れ上がった晴天でしたが、
今日は、一転してどんよりした梅雨空で、少し肌寒く感じます。
体調を崩さないよう、くれぐれも気をつけてください。
そんな我が家も、昨晩から夫が体調不調で珍しくダウンしています。
悪寒がするのか、寒い寒い!と言って、片付けた布団を出してきて
冬眠中のクマのように、ひたすら眠りこけていて、額に手を当てると
確かに熱い。熱にうなされながら、からだの毒出しです。
年に1、2回、こんな風にダウンすることがあり、しばらく休日返上で仕事の日々だったので、来たか!という思いです。
布団を出しながら、きれいに洗った手間を考えると、ちょっと悲しいな・・・という気持ちも過ぎり、いやいやそんな場合じゃないし、と、自分に言い聞かせて、しっかり汗をかいて、元気になってね、と、優しい言葉を掛けました。
そんな私もここ半年は、体調が今ひとつで、自分では健康だと過信していて、そうでもない経験が重なりました。
重いものを持ったことで腰を痛めたり、肘が痛くなったりで、しばらく接骨院に通院しながら電気治療を受けていたり、
血液検査でコレストロール値が高くでびっくりしたり・・・。
そして極め付けは、5月上旬に肋骨を1本折ってしまいました。
アクシデントはこんな風にやってくるのかと、強力なバネが飛んできて、それが肋骨に直撃したので、
骨が弱っていたわけではないと言い訳をしたいところですが、1ヶ月ほど不自由な生活をしてやっと元に戻ったところです。
深呼吸も伸びもできるようになり、早歩きも走ることもできるようになりました。
療養中は、ちょっとしたことができないもどかしさを痛感し、そんな時は、気持ちも萎えてしまう自分がいて、からだとこころが繋がっていることにつくづく気づかされました。
そんなこともあり、最近、本屋さんで目にとまった一冊が、「自律神経を整える本」
自分の心と体に素直に向き合えるよう、呼吸を意識しながら、ありのままの自分に気づいていく方法としていくつかの瞑想法が紹介されています。
呼吸を意識して瞑想する
簡単なヨーガの動作をしてからだをリラックスさせる
坐る姿勢を意識して瞑想する(座禅)
食べる瞑想(食べることに意識をする)
ボディスキャン瞑想(仰向けになって体の部位の感覚に意識を向けていく)
歩く瞑想
これらは、Seedsでもボディワークとして、時々研修などで取り入れることがあるのですが、
あらためて、研修の時だけではなく、日々の生活の中で、特に季節の変わり目など自律神経が乱れがちな時には、心を整えていく方法として大切だな、と思ったところです。
本の中では、座禅も紹介されていて、「心身のバランスが崩れている時こそ座禅はとっても効くのです・・・」と、禅は座る場所さえあればどこでもいつでもできる身近かなもの、と、イラスト入りで紹介されています。
忙しい日々を過ごす私たちですが、こんな風に、ほんの少しの時間でも、心を整えることに意識を向けていくことで、ふっと気持ちが軽やかになるのではないでしょうか。