我が家の常識は世間の非常識?

今日の土曜日も「とれった広場」に行きました。
今週の花は柏葉紫陽花です。
我が家は今、グリーンと白のさわやかな空気に包まれています。
ところで、そんなさわやかなうちなのに、早くもゴキブリが出現しました。
母が夜、台所で遭遇したらしいのです。
母曰く「茶色の羽だったから、まだこれから大きくなって黒くなる前段階のゴキちゃんだ」
茶羽のゴキブリのことを、母はずっとこう言い続けています。
だから私もその言葉通り信じてきました。
でもある日友だちと話していたら、
友だち曰く「赤羽ゴキブリと言うこぶりのと、黒羽ゴキブリの大きいタイプと2種類がよくいるよね」
私は、「えーっ?」と思いましたが、
「いや、待て」友達の言いっぷりは堂々たるもの。それに引き換えうちの母の言うことの根拠は何だろう。
そう思うと、これは黙っていたほうがいいと考えました。
そのあとこっそり知らべてみると、
飲食店は赤羽が多いとされていて、やはり友達が言うことのほうが正しいものでした。
なので、私は今回母に「そういうこと言うのはうちだけらしいよ」
と通告すると、母はとても驚いた顔をしましたが、
「ふーん、そうなんだ」と、持論を引っ込めました。
時々、自分の家にだけ通じる常識があります。
それはどうやら我が家にに限った話ではないようなのですが、
なぜ、こんなに家族の言うことは疑うことなく信じてしまうのでしょう。
友だちとの雑談で何気なく言い出して、「えー、そうなの?」と言われ、少数派になった時のばつの悪さ。
だって、「母がそういうんだもん」と思う私ですが、
多分息子もそういうとき、「またお母さんが変なことを僕に教えた」と思うのだろうなと頭をかすめます。
でも時には誰の言うことも間違っていない、いい悪いの判断が必要のない時もあります。
それでも、私はやっぱりうちが間違っていると思ってしまいます。
家族のことを信じているのに、すぐに信じられなくなる私もいます。
どうしてなんだろう。
これもなんか私の非常識でしょうか。
 

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