節目の時

今日から新年度が始まった。
新年を迎えるときの方が厳かな感じがするが、教育関係への関わりが多い私にとっては今の方がけじめの時である。
昨日と今日の違いが大きいのです。
昨年度の授業ファイルを片づけ、新年度のファイルを用意する。
満杯だったファイルがうすっぺらになり、新しく始まることを受け入れる準備が整う。
このファイルにまたどのような出会いや学びが詰まっていくのだろうか。
楽しみである。
これまで15年以上こういうことを繰り返してきた。
年中行事と言えばそれまでなのだが、ちょっとした緊張感と期待感があり、毎年ちょっとの間特別な時間を過ごす。そしてこの時間が意味ある時間だとも感じている。
私にとっては毎年の繰り返しであったとしても、学生にとっては初めての体験である。この時間があるから今までに縛られることなく、新しい年度の授業を考えられる。新年度を学生と一緒に楽しめるのである。
今年もまた新しい時間を迎えた。
明日は新採用の方たちの研修をする。
新しい一歩を踏み出した人たちとの出会いを大切にして、時間を過ごしたいと思っている。
そしてついでに桜も楽しんじゃおうかな。

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