ひとごとじゃない
毎日の猛暑の報道、それに加えて、熱中症で搬送される人の数の報道・・・
夏のいつものニュースという感じがしていたけれど、ひとごとじゃなくなりました。
80歳をはるかに過ぎた実家の父母が、熱中症に。
父は出先で急に足に力が入らなくなり、足の筋肉に痛みが。
母は吐き気と気分の悪さ、食欲はまったくなし。
慌てて、二人を病院へ。
父の足の方は、まだ、経過をみないと熱中症だけが原因かどうかはわかりませんが、
熱中症でも足腰に力が入らなくなったり、筋肉が壊れたりするそうです。
冷房は体に悪い、
もったいない、
夜は電気製品はスイッチを切る
そんな常識で生きている老人世帯では、どんなに報道で熱中症の危険を呼びかけても、
自分のこととは思わないし、暑さをさほど感じないし、水分補給も意識できていないみたいです。
今は、毎日、父母の病院通いの付き添いと、二人だけの生活に娘の私が入って様子をみています。
ちょこちょこと行くだけではわからない、いろいろなことが、だんだん見えてきました。
こういうきっかけがあって、私が入ることになって、よかったかもしれないと思います。
しばらく、親を見ながら、「老い」ということに、「親子」「兄弟」「夫婦」ということなど
いろいろな気付きをしていくことになると思います。
ひとごとじゃなく、この暑さには、ご用心です。