春を感じるとき

 節分が過ぎ、暦の上では春に入ったということですが、まだ比較的気温の低い日が続いています。
通勤で車窓から眺める街路樹や陽の光、駐車場から歩く間に頬にさす空気の冷たさの中にも
ほんの少し明るくなった季節感を感じます。
もうひとつ、私の職場は、ショッピングモールの一角にあるので、販売の催しの移り変わりからも
季節感を感じます。
年明けから、衣料品テナントや化粧品売り場では福袋。
節分には、食品売り場の福豆に、お寿司やさん・総菜屋さんの恵方巻。
そして今はバレンタインのチョコレート売り場が盛況で、ケーキ、シュークリームもこの時期限定でチョコレート仕様。
カフェでもチョコレートによく合うというブレンドのコーヒーまで登場。
2階の通路には、縁結びの願い事を紙に書いて結ぶ、結びの場所があります。
1階のメインロードのマネキンたちは、春の入園・入学のお出かけスタイル
家具の売り場は、新生活を始める若者向けのセッティング。
確実に、新しいスタート、はじまりの雰囲気に包まれています。
まだ寒いのに、着るものの売り場はパステルカラーが目を引き、
チェックやボーダーの爽やかな柄物や薄手のニットにいつのまにかチェンジしています。
そんな風景を毎日眺めながら、季節の移り変わりを感じています。
恵方巻は、もともと名古屋の風習ではなかったように思うのですけれど
あまりの人だかりに、仕事帰りについ買ってしまいました。
福豆も。
日本には季節ごとに風習もあるし、海外から入ってきた行事もあります。
いつのまにか定着した習慣も。
そういうのを自分がするのかどうかは、その人の自由ですけれど
長い厳しい季節の中にあって、節目節目にそうした行事や風習を取り入れて
季節を愉しみ、季節を感じ、つぎの季節を迎えるというのも意味があるようにも思います。
もうすぐバレンタインデー いつもはなかなか売っていないような
限定商品も目白押しです。最近は女性が自分へのご褒美にチョコレートを買うことも多いとか。
本来の聖バレンタインの意味とはちょっと違っても、おいしいものには目がないので
売り場を覗いてしまう私です。
そうだ、もうひとつ、花粉の気配からも、春の訪れをキャッチしてしまう私。
マスクが手放せない季節にもそろそろなってきました。
みなさんは、何に春の訪れを感じてますか?
 

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