8月豪雨

天候不順、天変の夏である。
広島の土砂災害は、いつも通りの生活をしていた人たちの営みを
一変させてしまった。
自分や愛する家族が巻き込まれてしまうなど、だれも思いもしないことが
自分たちに起こってしまう。
被災された方々の心は、いかばかりだろうか。
この週末は、東海地方でも大気の状況が不安定で、雷雨と激しい雨に
見舞われる時間も度々で、そのような中、いつも通り朝食を食べ、仕事にも出かけ、
そして、家族と一緒に夕飯を食べながらテレビを見て過ごすいつもの時間。
毎日のこの当たり前の出来事、家族と過ごすひととき、
ほっとできる家があることに、あらためて、幸せだと思う。
この夏、偶然手に入れた詩集があって、「希望」というタイトル。
97歳の詩集。
もうおそい、ということは、人生にはないのだ
という帯の文章に惹かれて手にとり、長い人生を歩んできた詩人の
含蓄のある言葉に出会って、元気をもらったり、励まされたり、
癒されたり、微笑んだり、祈ったり・・・・。
詩って、なんて存在感があって、チカラがあるのだろう、と思った。
著者のあとがきの日付は、2011年8月15日とあり、
悲境を超えて立ち上がって下さるのを祈るばかりである、と記してある。
杉山平一詩集「希望」より
あらためて、この夏の突然の災害、そして3年前に起こった大震災、
絶望的な苦しみの中にいる人たちのことを忘れてはいけない、と思う。

また雨が強くなってきました。
祈るばかりです・・・・。
 

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