過去の記憶と「今ここ」

私は何かいやなことがあっても、わりとすぐに「しょうがない、ま、いいか」にする性格です。
あまりくよくよしないという点では、その性格を私は気に入っています。
だけど、「ま、いいか」にしながらも失敗やつらい経験は、記憶にのこっています。
その記憶は私が2度と同じ経験をしないように私を守るときもあれば、
チャレンジを妨げたり、物事の見方をゆがめてしまうときもあります。
今回私たちが出版した本のタイトルは『「今ここ」を生きる人間関係』です。
「今ここ」を生きるという点において、
私にとって、過去のネガティブな記憶はくせ者のような気がしています。
「ま、いいか」にしてしまっていても、
「恥ずかしかった」「否定された」「馬鹿にされたように感じた」
という感情はなかったことにはできず、
そういう思いが関係の中に残る相手には、
相手が「今ここ」で何を言おうとしているかに目を向けられず、
過去の記憶を引っ張り出して話を聞いてしまうことも起こります。
そうすることが再び失敗やつらい経験になったり、関係改善を妨げたりします。
古傷がうずくときこそ、自分の感情に目を向け、
過去はそうだったかもしれないけど、「今ここ」ではどうなんだろうと
相手の言葉の真意を受け取る努力をしなければいけないなと思います。
しかし、このことは私には当分修業がいるような気がします。
でも、ここに書くことで忘れないようにしたいと思います。
 


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