従姉妹との再開

 東京に住んでいた従姉妹が向こうを引払い名古屋に戻ってきたと連絡があったので、ほぼ30年ぶりに再開した。お互い年を重ねていたが、会えばすぐにわかり話に花が咲いた。従姉妹は結婚後ご主人とともに海外へいき、その後はずっ~と東京暮らしだったとのこと。ご主人が脱サラして名古屋で事業を始めたので、子どもたちも大きくなり名古屋へ戻ってきた。彼女自身は得意な英語を活かし東京で帰国子女向けに小学校で日本語講師をやっていたようだ。
 最近ニュースにもなっているが、小学校3年生から今後は英語教育を初めていくことになるかもしれない。その影響もあってか日本語講師養成の訓練も非常に人気がある。彼女はまさしくその草分け的存在だ。きけば文化の違いもあるので、語学だけでなく文化的なことも知っている必要があり、子どもとその両親とも関わりをもつことになっていくそうだ。幼いころから彼女は私に刺激を与えてくれた人物だ。
 彼女には息子が二人おり、次男の話をきいていくと、私の息子とよく似た言動があった。そこでお互い「血だね~」と大笑い。また彼女から私の母親の若かりし頃の話などもきけてちょっと驚きもあった。60歳になる彼女は名古屋でもできれば日本語講師を続けたい意向がある。そんなエネルギッシュな彼女と話していて、私も益々「まだまだこれから何事にもチャレンジだ!」とエネルギーをもらったはずだった。
 帰りがけに彼女が私に一言「60超えたらからだがいうこときかんのよね。あんたもあと10年したらわかるから!!」もらったエネルギーが少しだけ何処かへ飛んでいった。

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