つい言っちゃう

私の夫は60歳で退職して、今は再雇用の身分でいる。
当然、現役の時より時間の余裕はかなりある。
今はちょっと私の方が忙しくしている感じである。
そういう訳で、家事も夫がかなり分担してくれている。
食事の準備や片づけ、掃除、アイロンがけなど、
何も教えた訳ではないけど、自分で工夫してやってくれていてとっても助かっている。
ただ、私が長年やってきた方法とは違うことも多い。
気がつかなければいいのだが、一緒にやることも多く、
一旦気がつくと気になってしまう。
こんなやり方もあるなぁと思えることはいいのですが、
自分なりにいろいろ考えて“これが一番いい”と思っていることは譲りにくい。
つい「こうするんだ」とか「これでは駄目だ」とか言ってしまう。
少しでも助けてやろうとしている夫にとっては、これはたまらない。
時には言い合いになったりする。
悲しいことである。
自分の思いを思うとおりに相手に使えるのは難しい。
特に身近な人に対しては、気をつかわないし甘えもある。
もう少し言う前に考えたらいいのにとも思い、
大事な人なのになぁ…とも思う。
講座や授業などでアサーションを教えているし、
自分でもそこそこアサーティブな人だと思っている。
しかし、やっぱりまだまだです。
今後もファシリテーターとして活動しつつ、自己研鑽もしていきたい。
いつも笑って夫と一緒に家事ができるように
 

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