スポーツの秋

わたしの趣味のひとつは、ゴルフ。
始めてからもう8年目になるか。早いような遅いような・・・
その割には、まだまだ上達していない気がする。
納得の行くプレイができることは稀で、いつも終わった後に
課題が残る。
ここ数か月、仕事と資格試験、そして猛暑のせいもあり
練習不足なので、月に一度ペースのラウンドも、いまひとつの
成果なのが悩み。
おりしも、秋はシーズン。今年はまだまだ暑い日が続いてはいるが、
ようやくこれから、秋らしい気温になるという予報もある。
あさっては、久しぶりのラウンド。競技でもある。
あまりの練習不足に、これではいけないと、昨日はゴルフ仲間に
練習を見てもらった。
自分では、まずまずだと思う打球も、どうやら、客観的にみると
どうもおかしいらしい。
自分では無意識な自覚のない癖を指摘してもらって、そこを意識しながら
修正する。
何度か打って、感覚をつかむ。
この基本の練習が、やはり大事。
フォームは、どんなにうまい人でも、知らず知らず変わってしまうことがある。
体の調子や、練習量、その日の調子や気分もあるし、よりよく打ちたいと
フォームを修正している最中は、微妙に狂うこともある。
それでも、いいプレイができるように、いろいろ
試して自分なりのフォームを身に着ける。
急斜面、打ちづらいバンカー、トラブルになったときの、打ち方の引き出しも経験と、
練習によって増やしていく。
そうすることで、落ち着いて対処できるようになり、
それが、全体の自分のペースを乱さずに、スコアをまとめることに
繋がる。
向かってくる球ではなく、そこに落ちている止まっている球を
打つだけの競技なのだけれど、自分が問われるような気になる。
気持ちや取り組みを試されるスポーツだ。
うまくいけば、自信が持てるし、思ったよりも悪い結果だと悔しくて
たまらなくなる。情けない想いや、誇らしい想いが交錯する。
広い、見晴らしのいい、森の中のコース。
なにしろ、1ラウンドに5時間近くかかるのだから。
18ホール、1打、1打に一喜一憂していると、気持ちはジェットコースターみたいに
アップダウンする。
そこを我慢して、落ち着いて集中することが大事なのだけれど、
なかなかそううまくはいかない。
コースの状況を見ながら、自分でどこへ打っていくのか
コースマネージメントをして行くのも、経験と決断を要するところ。
自分を信じていないと、その判断も誤る。
思い描くように打てるのか、カップ近くに寄せられるのか、
一か八かのことも多い。
それで失敗しても、受け入れて次へ行かなければならない。
やり直しはできないのだから。
途中でやめることも許されない。
なんでそうまでして、やっているのかと思われそうだけれど、
これが、はまると面白いのは、どんな趣味、スポーツでも同じだろう。
少しでも、自分がうまくなれるように、目標をクリアして、
つぎの目標に向かって行く。飽くなき挑戦。
今日は、昨日のアドバイスを受けて、もう一度復習してみた。
やはり、こうして目標を持って、少しずつでも練習を途切れさせずに
やっていかないといけないなぁ。と、いまさらながら気づいた。
この秋は、ちょっと集中して練習をしてみるつもり。
自分に進化が見られれば、それがなにより、励みと自信になるはずだから。
秋晴れの下、鮮やかな緑の芝の上を歩き、
思い切り打った球が、高く大きく飛ぶのを見るのは
本当に最高だもの。
スポーツの秋、してますか?
 

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