体験学習と私とSeeds
今日、ある大学生の方から、卒論のデータ収集として、
私が、ラボラトリー方式の体験学習の提供者として
ラボラトリーというものをどのように考えているかに関するテーマで
インタビュ―を受けた。
話をしながら、南山短大での私は、学ぶ意欲の薄い学生だったが、
今ではラボラトリー方式の体験学習にどっぷりつかっている生活で、
このギャップの大きさを改めて認識した。
そして、もうひとつ発見したことがある。
私には、私の日常生活のさまざまなできごとをともにふりかえり、わかちあう
支援者として、Seedsのメンバーがいるなと思ったのである。
たとえば、自分の日常で気になるできごとを話したり、自分が受けた研修の学びを
メンバーに語ることで、私のふりかえりを聞いてもらい、ある意味でわかちあいをしている。
ラボラトリーの場と日常の違いは、
自分で起こった出来事のプロセスを内省したあと、
その結果をわかちあい、学びあう他者が
いつもいるとは限らないことにあると思う。
でも私は、信頼できる安全な場であるSeedsを持っている。
だから私は日常とラボラトリーの場を何度も行ったり来たりしていて、
その境目はあまり明確でないのかもしれない。
そして、怠け者の学生時代を送った私の中に、
かすかに残る学びのかけらを拾い集めて、
私にとって大きな意味あるものにしていく作業も、
Seedsのみんながいたからできたことなのかもしれないと思ったのである。
明日からは、毎年恒例のSeedsの夏合宿である。
今年はどんな合宿になるだろうか。
今回は岐阜に行く。
お昼ご飯は、何かおいしいものが食べられそうである。
こちらも大いに楽しみ。