懐かしい友
学生時代の友人が国際結婚をしたので、もうかれこれ20年以上日本を離れている。
高校卒業依頼数回しか彼女とは会っていないが、いつもお互いの誕生日にはメールをやりとりしている。
先日突然彼女からメールがきて、今月から試用期間として働きだしたが語学力でかなりハンディを感じていて、正社員採用が危ういとのこと。また娘も高校にはいり、現地の文化とのギャップもあり、よく対立してしまうとの内容だった。
学生時代の彼女はなにをやってもテキパキとこなし、いわゆる委員長タイプでしっかりしている印象があった。日本を離れてからも現地で就職し、子供が小さかった頃のみ専業主婦だったがすぐに社会復帰している。そんな彼女らしくない
「日本に帰ろうかなぁ~」と弱気の言葉。私が初めてきく言葉だ。
心配になりさっそくメールをしたが、メールだとこまかなニュアンスがなかなか伝わってこないし伝わらない。日本国内ならもっと気軽に会いに行くだろうし、電話もするだろう。
もどかしい思いが募る。ただ彼女から
「今年はできれば一人で運賃が安いうちに1度日本に戻るかも・・」との連絡があったので、ちょっとだけ安心してひとまず夏休みを待つこととする。
やっぱり顔を合わせて会話したい。
きっと懐かしい学生時代を思い出し、一晩中語り明かしても時間が足りないだろうなぁ~
彼女の帰国を楽しみに待つこととする。