ことばづかい
2月、3月は、いろいろな研修に出た。
その時に出会った人たちは、企業で働く人たちが多く、わたしがいつも接する人たちとは少し違う世界の人だった。
そう思ったことのひとつに、言葉遣いがある。英単語を多用される人が多かったのである。英語が苦手な私としては少々とまどった。
たとえば、「わたしにとってはこのことがトリガーとなって、プリミティブな思いが語れた」という言い方だったり、
「マイルストーンを置く」というものや「プロダクト」という単語もあった。
ニュアンスとしてはわかるものもあるし、調べたら簡単な言葉だった。
でも私はふだん「わたしにとってこのことがきっかけとなって、率直な思いが語れた」とか、
「目標設定がはっきりした」「できあがったもの」などと言うだろう。
夫は企業人なので、これらの単語を使うことがあるのかと聞いてみた。
ふだん私との会話では一切使っていないけど、どうやら会社では使うらしい。
軽い驚きだった。私の知らない夫の姿を知ったように思ったからだ。
それと同時に、所属する集団の言葉があるのだな、自分の使う言葉は日本語だけど、
私独特の言い回しと、わたしの所属する集団特有の言い方をしているのかもと
改めて思った。
Seedsのメンバー独特の言い回しって何かあるかな?
考えてみたけど、自分では簡単にはわからないものだ。