時間の節約

時々、ブログのネタに新聞を使わせてもらっている。文章を書くのが苦手な私が、上手に書いている人のものを拝借しているわけだ。今回もちょっと拝借である。
私は朝刊より夕刊が好きだ。
近頃は夕刊を取らない家も多いとのことだが、夕刊には情報を得るだけでない人を感じるものがあるように思うからだ。例えば、朝刊は社説だが、夕刊は「紙つぶて」(中日新聞)というコラム、朝刊の「中日春秋」より夕刊の「遊歩道」の方が内容が柔らかい。まあ、あくまでも私の感性ですが・・・
で、今回拝借するのも夕刊の「紙つぶて」からだ。
1つ目は少し前のものだが、「責任」について書かれたものだった。責任という英語responsibilityでresponse(反応)+ability(能力)で成り立っている。ということは「反応する能力」=「責任」と考えられる。責任ある態度とは、とにかく反応を返すことなのだと、私は随分前から学生に伝えているのである。それとほとんど同じことが書かれていて、何となく嬉しくなった。そこには、その他に明治だったかの書き物にも、まだ「責任」という言葉がなく「答えることだ」というように書いてあったというような(記憶が曖昧なのではっきり書けない)ことも書かれていました。案外「責任」という言葉は新しいものなのだと驚きもした。こう感じたのは、何となく武士が使っていたようなイメージをもっていたからだ。
もう1つは今日の記事。題名は「時間の節約」。丸山晴美さん(消費生活アドバイザー)が書かれたものだ。彼女は節約で有名な人らしい。らしいというのは、彼女が書いたものを、私が読んだことがないからで、かなり有名な方のようなので、皆さんは知っていらっしゃるかもしれません。この記事にも「私もそうしてる!」ということが2つ書かれていた。
まず、やることが溜まってくるとメモ書きをして順位付けをし、どれからやるかを考えること。これは多くの人がやっているかなぁと思います。私は、小さなポストイットに1項目ずつを書き、手帳に貼って終わったらはがすようにしている。手帳にだーっとポストイットが並んでいると“やらなくちゃ”という気になるし、1つずつ減っていくのも嬉しい。まあ最大の理由は記憶力に自信がなくなって、やり忘れが増えたことなのだが・・・
もう1つは、できるだけスケジュールをまとめることだ。ついでにできることは、くっつけてやっちゃう。家を出たら、できる限りあれもこれもやって帰れるようにスケジュールを組むのだ。私は非常勤でいくつもの学校に行っているので、午前中に〇〇大学で授業をし、午後は△△専門学校で授業をし、夜は研究会に出る。その間に買い物なんかもしてしまうのだ。「今日は3本立てだー」とか「これからどこどことどこどこに行く」とか言うと、「目が回りそう」とか「タフだねぇ」と言われたりするが、少しでもまとまった自由な時間を確保するためにはこれしかない。まとまった時間があったら、充実した時間が過ごせるのかというと、私の場合はそうでもない。案外そういう時は動きにシャープさがなくなり(いつもないと言われそう)、何もしないうちに時間だけが過ぎているということもあるのだが、そういう時間も捨てがたい。時間の節約と言えるかどうかは疑問だが、私の手帳には1日の中に予定がいくつも書かれていて、スマホのスケジュール表は表記しきれないので右上に数字が出ている。ただ、いくつかやろうと思っていることの中で1つを忘れて帰ってきて、悔しい思いをすることも少なくないことも書き添えておく。
長ーくなったので、もうやめる。
これを書いていることも、読んでくださったことも、時間の無駄になっていないと良いけどなぁ・・・
がー子

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