小さな感動

暖房が恋しい季節となった。

夜中に降った雨も上がり、
色づいた木々に、朝の光が差し込めて
キラキラと輝いている。
早朝に散歩する人は、もっと素敵な光景に出会っているのかな?
私は、家の中から、外の景色をみているだけだけど、
庭の木々も赤や黄色に色を染めて、全体がセピア色に染まっている。
ここ数日の忙しさから開放されて、今朝はカフェオーレを飲みながら、
美しい光景に出会えたこの時間がとても心に染みてくる。
こんな日常の小さな感動をモチーフにして、絵や歌にしてみることができたら、
なんて素敵なんだろう。
最近読んだ俵万智さんの「短歌をよむ」によると、そのような日常の心の揺れを
短歌にするのだそうだ。
五七五七七に込めた小さな感動、心の揺れを丁寧に練りあげていく作業だという。
短歌は古いもの、むずかしいもの、と決めつけて、遠ざけけていた自分が、なんだかとても
恥ずかしい。
古来からずっと今に至るまで、その時々で、心の揺れを人は短歌というショートメッセージに
託していたのだ。
なんて、素敵な表現法なんだろう。
短歌が、急に身近なものとして、感じられる。
今日の小さな感動を短歌にすると・・・・・
(俵さんによると、そんなに簡単にできるものではないらしい)
もう少し自分の中で、ころころ・・・言葉をころがす時間が必要だと実感している。

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