ブータン国王

 先週は、ブータンの国王と王妃が来日されていた。
連日、お二人の行く先々での様子が報道された。
美しいお二人の姿は、わたしには、まるでファンタジーの国からやってきた人のようで、魅せられた。そして、国王のふるまいや祈りの姿は、どんな高僧よりもありがたいものに感じられた。
東北へも行ってくださった。
福島の子どもたちに向けて「龍を見たことがあるか」という問いを発せられた。
子どもたちはざわめいた。どんな思いのざわめきはわかりかねるが、日本の大人が言うような言葉ではないことは確かだ。
「龍は一人ひとりの心の中にいて、それぞれが経験することを食べて育っていくんだ」
わたしには、大震災というつらい体験を前向きにとらえて生きていこうというメッセージに受け取れた。
また、日々のわたしたちの生活の中でも、龍は私自身、わたしを育てるものは経験からどのように学ぶかだということにも受け止められた。
Seedsがラボラトリー方式の体験学習の種をあちこちで蒔いて、伝えていきたい思いと通じているように感じた。
決して豊かではないが、国民の多くが幸せを感じる国、こんな素敵なメッセージの発せられる国王のいる国だからなんだなと、羨ましく思った。
でも、そんな国王はいないけど、Seedsが地道に伝えていけばいいんだよなとも思った。


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