愛岐トンネル

 今年のGWに久々にハイキングに行ってきました。向かった先は中央線定光寺駅!1年に春と秋の各々1週間ほどだけ解放される愛岐トンネルを歩いてきました。
 
 愛岐トンネルはもともと中央西線(旧中央線)の高蔵寺⇔多治見間(1900年開通)の線路のトンネルで、現在の中央線が開通する1966年まで使用されていたようです。トンネルは全部で13基ありますが、今はそのうち3号から6号までの区間が歩けるようになっていました。100年以上も前に造られたトンネルが現在でもほぼその原型を留めているのに驚きましたが、その中を歩くことができるとは思いもよりませんでした。

 3~5号のトンネルは距離も短くわりとスムーズに歩けますが、最後の6号だけはカーブしながら約300メートルの長さがあり、両サイドに保存会の方が置いてくださったロウソクが灯っていなければ、真っ暗闇を歩くことになったでしょう。またどのトンネルも天井から水がポタポタたれてきており、ヒヤッとする瞬間もそれはそれで楽しめるものでした。
 
 トンネルとトンネルの間の景色は新緑が青空や川面に映え心の洗濯にもってこいの初夏風景で、そこでは竹トンボ教室、自然を写した写真の展示、おしるこ、尺八の演奏とみんなが楽しめるいろんな工夫がされていました。あっという間の往復1時間半のハイキングになりました。

 一緒に歩いた友人と「秋もまた来ようね!」と約束して別れたのですが、みなさんもお時間があれば是非歩いてみてはいかがでしょうか・・

 

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