授業参観
最近の学校は授業参観を時間限定でなく、学校開放日として、その日の全授業を開放、つまり参観対象授業にしていることが多い。
今日は子どもの学校の開放日ということで、仕事を休み、ここぞとばかりに参観した。
1時間目、担任の先生の授業。中空きで、5時間目、子どもが「見たら」と勧めた数学の時間。6時間目は選択授業なので、またクラスとは違う学習集団を見てみよう。
ということで、一日の半分の授業を参観した。
どの授業も参観者は私一人。そのことを夕食の時に話したら、上の娘が「気まずくなかった?」と聞いてきたが、そこはそれ、仕事で慣らされてきているせいか、それほど気にせずにいられた。
面白かったのは数学の時間。
担当の先生が子どもたちに向けて、授業の最初に、「折角、お母さんに観に来てもらってるけど、今日はひたすらプリントをします。」と宣言。
ところが、その半自習授業がもしかしたら、普通の授業よりも、先生の生徒へのかかわり方、生徒同士の関係、生徒の学習に対する姿勢など、分かりやすくて興味深かった。
仕事で参観する際は、必ず、その後で、担当の先生が感想を聞きにくる。当然といえば当然だけれど、先生同士のやり取りは、板書の仕方、内容から、時間配分やらといったことが取り扱われるらしい。私の場合は、ある意味、すごく曖昧な事柄を、具体的なデータを示しながら伝える。
でも、肝心なのは、私には教科学習の授業はできないということ。子どもたちに直接関わってくださる子どもの学校の、そして、職場の先生方には頭が下がる思いでいる。