生きた矢
私は最近、中1の次男のことが気になって、気になって
自信喪失、得体の知れない苛立ち、焦り、自己嫌悪を感じることが多くなっています。
そして、次男が生まれた頃読んだ本に載っていた詩を思い出し、また読みました。
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ガーリル・ギブラン(中東の詩人)の「あなたの子どもは」という詩(一部分)です。
あなたの子どもはあなたの子どもではない
子どもは「生命」の渇望からの子どもである
子どもはあなたを通ってくる
しかしあなたからではない・・・・・
あなたの子どもに愛を与えることができる
しかし考えを与えることはできない・・・・
子どもは明日の家に生きている・・・・・
あなたは子どもを好きになれるであろう
けれど子どもがあなたを好くようにならせようとはしなさるな・・・・
あなたは弓である
そしてあなたの子どもらは
生きた矢としてあなたの手から放たれる
弓引くあなたの手にこそ喜びあれと
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そうでした。
子どもは「生きた矢」。
私の思いのままにできません。
子どもの独自な歩みも、
充分に人生を生き抜く力を秘めていると信じていこう。
今の幸せを味わっていこう。
「弓引くあなたの手にこそ喜びあれと」