ゆく年くる年の想い

新年あけましておめでとうございます。
本年もよろしくおねがいいたします。
12月中にブログの更新をしたいと思っていましたが、やはり年末は落ち着かず、
今になってしまいました。
この年末からの想いを、少し書いてみようと思います。
昨年は、自分にとっていろいろな面で、試練の状況が多かったような感じです。
そのキーワードは「変化」
私は営業職についているので、経済状況の悪化に伴って、仕事の環境は変化しています。
今までとは、違った部分を意識しないと、なかなか思うようにはいきません。
調子が落ちてくると、気分も下がり気味になり、元気も出ないので、ストレスも溜まります。
深刻に考えてしまうと、もう、明るい材料も見つからず、希望も持てない。
なんとか気分を変えないと・・・と思いつつ、なかなか、それがうまくいきません。
どんどん底に落ちていく感じです。
だれかのアドバイスも、あまり役には立ちません。
なにより、自分の気持ちの問題なので、自分でなんとかするよりない。
そうした試練をなんどか経験し、辛かった時に励ましてもらったのは、若いアスリートたちの活躍です。
スランプで、努力をしても、成果がでない。まわりの期待に応えられない。
プロゴルファーの石川遼選手、フィギュアスケートの浅田真央選手・・・
彼らの、困難に立ち向かい、いつも、凛とした表情で、自分に挑戦し、乗り越えていく
姿は、勇気を与えてくれます。
私の仕事は、いつもは、ひとりで仕事をしているので、顔を見て、言葉を交わし合う仲間は
そばにはいません。そういう職種であるせいか、ひとりで闘うアスリートの強さが
頼もしく、素晴らしく思えます。
もちろん、彼らには、コーチやスタッフ、家族、ファンなど、支えてくれる人も
大勢いるでしょう。その期待に応えることが、使命だと感じているのだと思います。
「使命を果たすために働く」 仕事の醍醐味、やりがいは、こんな部分にあるのかなと
実感する日々です。
もうひとつの変化は、家族の状況の変化です。
二男が職場の近くに部屋を借りて、一人暮らしをはじめました。
長男は今年結婚して独立する予定です。
子供たちの成長は、長いようで、過ぎてしまえば、はやいもの。
これから、どんなふうに人生を送っていくのか、巣立つ前後に、してやれることが
どれだけあるのかと思いながら、これまで、十分してあっただろうか?まだ、もっと、してあげたかった
ことがあったのではないかと、ちょっと感じたりもしています。
それにつれて、親たちの老いの変化もまた、進んでいます。
できていたことが、難しくなったり、助けが必要になったり・・・
子として、娘として、どれだけのことをしていけば、ちょうどいいのか、それを
具体的にさぐりながら、今までよりも、親との関係を深めていく時期にきています。
こうしたわたしの廻りの家族の変化に、なにより、私自身の気持ちが、
大きく動いた昨年でした。
年末、久しぶりに、家族が集い、近況を話ししながら食べて呑んで、
また、今日元日の夜も、実家で弟家族も集まり、にぎやかにおせちをつまみ、
いつもの、行事に変わりはないけれど、私自身の中では、いつもよりも、
大事に思える、そんな時間になりました。
こうした「変化」のことを、人生では、「節目」と呼ぶのでしょうか?
立ち止まって、少し、じっくり感じてみる。そういう時なのかもしれません。
忙しい毎日、やりたいことが、なかなか片付かなくて、思うようにすっきり
しないで過ごしているなかでも、ひとつひとつ、大事に感じながら
できるだけのことを、していくようにしたいものだと思います。
この年末、年始、みなさんは、いかがお過ごしですか?
2011年、 皆さまにとって、いい年になりますように。
                                           2011.1.1  ruko



 

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