朝食バイキングの食べ方

 最近友達と話をしていて、自分のある特徴に気がついた。
それはホテルの朝食バイキングの食べ方のことである。
和洋中といろいろある中で、その友達は、今日は「洋食」を食べると決めたら、洋食のメニューとしてOKの料理のみをチョイスして食べると言っていました。
わたしはと言えば、今日は何にすると決めない。お皿を持って、立ったところにあるものが気に入ったら、まずそれをとる。できるだけ少量はこころがけます。わたしのお皿は出し巻き卵もウインナーも焼き魚もシュウマイものっている状態です。いっぱいになったところで、まず食べ、続きをまた取りに行き、主食もごはん、おかゆ、パンをそれぞれ少量取りたいのです。
実は、わたしととても親しい友人が、同じようにしているので、わたしはみんなもそうやっているとずっと思っていました。
夫は、前からそれは少しおかしいとわたしに言っていたので、それを思い出し、周りに少しリサーチしてみたら、なんとわたしは少数派だったのでした。とくに主食に関しては、みんなちゃんと決めているようなのです。「当たり前だろ」と思われる方も多いかもしれませんね。
根っからの食いしん坊というだけのことかもしれません。でも美味しそうと思ったことは逃したくない、好奇心旺盛ともいえると思います。
洋食と決めて食べる友人が、わたしについて、「何を学びたいと思っている人なのかわかりにくい」とも言っていました。要するに、何のためにという目的があいまいだということなのでしょう。そのことから、ちょと強引ですが、出会うもので気に入ったものはすべて学びたいと思うわたしと、美味しそうと思ったら、形式にとらわれず全部食べたいのと、共通している行動傾向かなと感じました。
みなさんは、どんなふうに朝食バイキングの料理をチョイスしますか。
そんな事を思いながら過ごしていたところ、
今日は看護学校の授業で「学習スタイルのインベントリー」をやりました。
自分の学び方の傾向を検討表を使ってみていこうというものです。
今回の学生さんは社会人経験者や、高学歴を持っているけど、あえて看護専門学校に来ているという人がけっこういました。そういった人たちは、おしなべて、「思慮深い観察」や「抽象的概念化」が高い傾向にありました。熟慮の末、看護の道を選んできた人たちの特徴かなと勝手な推測する一方、考えて、行動に移して、今まさに新たな体験の日々にいるのではないかと思うと、大きなスパンで、体験学習の循環過程をまわしている人たちなんだなと思います。

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