熱い夏
連日の猛暑、いかがお過ごしですか?
お盆休みも明け、久しぶりに仕事再開!という方、或いは、夏休み休暇は、これから!
という人も少数派としていらっしゃるかしら。
何と言っても、子どものいるご家庭は、毎日が夏休み…ですものね。
いやいや…早く、9月になあれ!と秘かに…願うお母さんも多いはずかもしれません。
我が家も大学生の娘が帰省し、家の中はやはり若者パワーに圧倒されて
なんだか明るく、やけに元気な「夏」を感じています。
オリンピックで繰り広げられる熱戦が、その心をヒートアップしているのかも・・。
普段、比較的静かに観ているTVも、娘が加わると、その反応たるや
実に素直で、大胆、自己満足的応援のようにも感じます。
たしかに、オリンピックに甲子園…。熱くなる気持ちはわかりますけど。
「やったぁ!」「悔しい~!」「泣けてくる…」色々なリアクションと共に、「可愛い」
「お茶目」・・と、選手の人柄を瞬時にキャッチして、肯定的なコメントを画面に向かって
返してあげるところなど、「ほう…、そうくるか」と傍らに居て、観戦以上に面白い。
そんな訳で、リビングの空気は、明るく、若者色というか・・。
様々な国家間の問題も浮き彫りにして迎えたオリンピック。
開会式の整然としたショーに感激以上の凄さを感じつつ、スポーツの祭典が
国家の威信をかけたものとして、片隅に追いやられている犠牲や報道の制限などの事実を聞くと、何か違和感を感じてしまうのも事実。
少し冷めた気持ちでとらえている今回のオリンピックとは裏腹に、娘は純粋かつ単純に、スポーツの祭典を楽しみ選手の活躍にエールを送っている。
感動の涙、笑顔、そして悔し涙・・。ほとばしる汗と共に、その姿は鍛えられた体と共に、
本当に美しく輝いていてステキだ。
オリンピックという「憧れ」の舞台で繰り広げられる熱戦が、政治や国家に影響されることなく、純粋にスポーツの祭典として、多くの人に勇気や希望を与えてくれるものであることを願って、今夜も娘の元気な声援を浴びて家族団らんといきましょう。