8月の例会
8月28日(水)は、Seedsの例会でした。
文献「現実はいつも対話から生まれる」第4章社会構成主義の実践としてのリサーチを読みました。
社会構成主義が知識や研究手法についての理解にもたらした大幅な転換や、社会構成主義の考え方を社会学の研究に応用した例について述べられていた。従来とは異なる考え方を示すことがどのような意味を持つかを考える章であった。
私たちは「こう言われているからこうなんだ」というのではなく、どうしてそうなっているのかを探求することで、コミュニティ内での真実(ここだからこそ起こっていること)を知っていく。社会構成主義では分野の境界を曖昧にするためにクロストークが大事と考えられている。「ここだからこそ」を理解し合っていくことで、新しいものの見方が生まれていく。なかなか難しいことであるが、意識していくことは大事なことだよねと話しあった。
「私たちは人間関係科でこういうことを若い時から学んだよね。」など話しあって終わった。
来月は最終章の5章を読んで終了になる。その次からはこころの科学「グループの力」を読むことが決まっているので担当などの決めた。
次回は9月19日(木)18:30~の予定です。