いっしょ礼拝
今回は、時々取り上げた特急しなの上越行きの帰路に書いたものを投稿したいと思います。
北陸新幹線が敦賀まで開通したので、敦賀・富山・金沢経由で上越妙高のルートもいいな、、、と思ったりもするのですが、結局今回もいつも通りの長野経由となりました。
行きの移動日は快晴で、長野に向かうに連れて、山桜や山桃のピンクのグラデーションが鮮やかで、とても綺麗でした。
帰路は少しどんよりとした曇り空だったせいか、山の木々の緑のグラデーションに目が留まりました。日本は山に囲まれた国土だ、ということを長野を通過する度にいつも思い知らされます。
さて今回のしなの利用は、夫が、聖職(牧師)の道に加えて頂くことになり、教会で執り行う執事按手式というものに家族として出席するのが目的でした。
幼少の頃からずっと教会に来ています、という90代のご婦人は、歴代の牧師さんたちもよくよくご存知で、今回の按手式を大層喜んで下さいました。幼稚園の先生方や卒園児の親子さんも参加され、式はとても厳かでしたが、温かな雰囲気に包まれて叙任していただきました。
按手と同時に年齢が70歳を過ぎていますので、嘱託の特任執事となり、つまり退職教役者ですが、園長の仕事をしつつ、日曜日は執事職のご奉仕をします。
そしてこれからも神学校の聴講は続くようで、現在進行形で神学の勉強は続きます。ベテランの司祭さまも学ぶことに終わりはない、とおっしゃるので、我が夫ながら、すごいな、と思っているところです。
南山短期大学時代の恩師、メリット先生も聖公会の司祭でもあり、短大を退官された後も、新しい教会の創設に関わられ年齢を感じさせない若々しい気持ちをいつも持っておられましたが、今の夫より年齢も上だったように思います。
今日は月曜日、幼稚園のホールでは新年度になって、初めての「いっしょ礼拝」というのがあり、私も後ろの方で参加しました。
ろうそくと十字架を持つお当番の子が、少し神妙な顔つきで、園長先生と入場して礼拝が始まります。ピアノ伴奏に合わせて、みんなで子ども聖歌を歌い、お祈りを唱えたり、今月の聖句について、進行役の先生からご披露もあり、園長先生から子どもが理解できるような、短いお話がありました。
あれ、もう終わっちゃうの??というほど、本当に短いものでしたが、最初だしね、ということでした。それにしても、みんなお利口さんにしているものだと関心してしまいました。2歳児クラスさんは、カルガモさんの親子のように可愛い行進でホールに入ってきてくれましたし、退場の時もそうでした。
朝のお迎えは、一人ひとりに声をかけてハイタッチや握手をするそうです。コロナがようやく下火になったので、毎日どこかのクラスで給食を頂くそうです。日々子どもたちと接することから、まっぐな心、純真な心にたくさんたくさん触れることができるのもお恵みですね。きっと元気な源はそこにあるように思います。
私も自分自身にもう少し頑張ってみようかな・・・と、この週末の出来事を思い起こしながら気持ちを新たにしているところです。