異文化に触れた

2月は私以外のメンバーのブログが、病気に関わることが多く書かれていましたので、弥生3月を迎えて楽しい話題にしようかと思います。

2月の始めに私は一週間ベトナム旅行に行ってきました。コロナ後の初海外旅行でした。

海外旅行は色々としているのですが、案外東南アジアには行っていなかったので、どこに行くか悩みましたが、たまたま友人の中にベトナムに行きたいという人がいて、今回は一緒に行こうということになったのです。ベトナムは南北に長い国ですが、せっかく行くので北から南に縦断することにしました。

スタートはベトナムの首都ハノイ、ハノイを起点にハロン湾やチャンアンなどを巡る北部、中部のダナンに移動し、ホイアンやフエ、ミーソン遺跡など巡り、最後は南部のホーチミンへと行きました。それぞれの街の歴史や気候から生まれた雰囲気の違いや、美味しい食べ物を満喫してくることができました。

私は旅行の中で色々な初体験をし、心動かされることが多くありました。

ハロン湾は日本で言うなら宮城県松島のような所かと思うのですが、点在している島の様子が全く違っていて(島というよりは大きな岩が点在しているような感じ)、お国違えばという言葉を実感しました。異国情緒という点では、日本と違っていろいろな国に支配されていたことのあるベトナムは、その名残が感じられることも多く、面白かったです。

日本では絶対に体験できないことの一つが、ホームからではなく列車に乗車することです。私は統一鉄道でダナンからフエまで乗車しました。ダナンは中部の都市なのですが、ホームが全くない訳ではありませんがホームとは外れたところに列車が到着し、線路のある地べたから直接列車に乗り込むのです。ステップがあるというものの若くはない私には難易度の高い乗降車でした。

もう1つは道路の横断です。信号は本当に少なく、皆自分の都合の良いところで自由に横断しています。でも自動車もバイクも全く止まる気がありません。横断者も慌てる様子もなく、自分のペースで歩いています。ガイドさんも「道路を横断する時は走ってはいけません」と言います。手をあげて渡る意志をはっきり示して、みんなで一緒に一定の歩行ペースで歩けば、車やバイクの方がよけたり止まってくれたりするのです。何とも危うい話です。日本のように次の信号が見えるほどのペースであり、人はほとんど横断歩道を信号機に従って歩いているというのとは大違いです。これも映像的には見ていたように思いますが、実体験としては驚きのものでした。始めはおっかなびっくりでしたが、段々慣れてくる自分にも驚きました。申し添えますが、都市部の交通量は凄かったですよ。

書き始めたらいろいろ思い出しますが、ここではこの二つの体験を紹介させていただきます。また何かお伝えするチャンスがあると良いと思っています。ベトナムは食べ物が本当に美味しいです。ベトナムは私のお薦めの国です。