暑中お見舞い

暑い日が続いています。皆様は体調を崩したりしていらっしゃいませんか?

テレビなどで、「命にかかわる暑さ」などと言っていますが、本当に最近の日本の暑さは以上ですよね。子どもの頃に、打ち水をした縁側に座り、井戸で冷やしたスイカを食べて暑さを凌いでいたのが夢のようです。今では考えられない光景です。

今も変わらないこの時期の私の楽しみに、暑中見舞いのカードを、日頃会えない皆さんに送るということがあります。もちろんメールなどでやりとりもできますが、相手のことを思ってカードを選び、短くても自筆のメッセージを入れて送るのが好きなのです。

カードは夏の暑さをひとときでも忘れられるようなもので、相手に喜んでもらえるような、私が相手に見てもらいたいような物を、結構「ああでもないこうでもない」と思いながら選びます。メッセージを書く時も、堅苦しくなく相手に私の言葉が届くことを願って、乱筆ですがペンを進めます。この時間は私にとって楽しい時間になっています。なかなか会えない人を思い浮かべ、届いた時にその人がどんな様子になるのかも想像したりもします。少しだけその人に近づけた感じがするのも嬉しいものです。

暫くしてお返事をいただいたり、後日お話しできる時にカードを飾っていると話してくださったり、カードをきっかけにして身近な人との会話が起こったり、時にはお伺いした時に私自身が見ることもあったりして、かえって私がほっこりすることもあります。こういうのは、なかなかメールやLINEでは味わえないものかなぁと思っています。最近のカードは、綺麗なレーザーカットがされている物や音や光が出るものなど、とても細工が豊富で、そのこともお相手と私を繋ぐことに、一役買ってくれています。

今年は昨日書きました。昨年どのようなものに、どのようなメッセージを書いて送ったのか全く覚えていないので、ひょっとしたら同じような物になっているかもしれませんが、それはご愛嬌ということで許していただいて、楽しんでいただけたらいいなぁと思っています。皆さんも時には、こんな時間を過ごしてみるのはいかがでしょうか?

最後に皆様「暑中お見舞い申し上げます。猛暑が続いております。どうぞご自愛ください。」