夏休みの始まり

子どもたちにとって、夏休みに入って最初の週末です。
コロナウィルス第7波の感染拡大が気になりますが、長い長い夏休みです。楽しいものになるといいですね。
子どもたちの夏の過ごし方は様々で、学童やトワイライトスクールに通うお子さんも増えています。
家でゴロゴロ・・・ではなく、毎日お弁当を持って出かけて、友だちや指導員の先生たちと夏休みの大半を一緒に過ごす
ことも、その子にとって当たり前の夏の過ごし方なんですね。
最近では格差による貧困も子どもたちの夏の過ごし方に影響があると言われています。
支援の手がどの子にも行き届くことを祈ります。


私は月に2回、土曜日に子ども造形教室の活動に参加していて、これは職場が主催しているプログラムです。
月謝が伴う活動の為、通えるお子さんというのはどうしても限定されてしまいます。
子どもの習い事にどれを優先するか、そもそも習い事にどれだけお金をかけれるか、親御さんは本当に大変だろうなと思います。

今日も朝10時から16時まで、たっぷり6時間、子どもたちと教室で過ごしました。
この教室は、今日はこれを作ろうね、というような課題もオススメもしません。材料がいろいろ用意されていて、作りたいものを自由に作るという、ちょっと変わった造形教室です。
今日は折り紙をする・・・という子もいました。あるいは、自分の体より大きな段ボールを持ってきて、段ボールと格闘する子、それを見て一緒にやり出す子、お昼近くになると、数人で段ボールがキャタピラーになったり、ベッドになったり、ひたすら夢中になって、段ボールと戯れている子たち、この感じは微笑ましくて、なんかいいな・・・とほっこりしてしまいました。

庭では、もうずっとそうなのですが、高学年の兄さんたちが、練炭に火を起こして、釘ナイフの製作に没頭しています。
そんな様子を子どもたちからリーダーと呼ばれている講師陣たちが自分たちも何か製作しながら見守っています。
午後は、ひんやりした廊下が格好の遊びゾーン。毛糸で編んだ超長〜い縄跳びで大縄跳びタイム。
自慢のプラ板の面子で遊ぶなどなど・・・・。
作ったものが遊びになる、というのが子どもたちにとって楽しい、面白かった!!に繋がっていくのかなと思います。

そんな光景を微笑ましく見ながら、私は特別に何かを作る訳ではないけれど、教室をスイスイ泳ぐ魚のように、あちらにふらりこちらにふらり、時々は事務室で帰りに配布する手紙を作ったりしています。

今日はカラッと晴れて風も心地よく7月後半とは思えないほど気持ちの良い1日でしたが、そのせいか差し入れのスイカと紫蘇ジュースは、とびきり美味しく感じられました。おやつタイムの後15時30分から皆で一斉に片付けが始まります。子どもたちも慣れたもので、いろいろと散らかっていた材料や工具、文具をケースに入れたり、ホウキで掃いたり、極め付けは5メートルはある正方形のシート4枚を学年の大きい子が低学年の子に声をかけて「せいの〜で!」と畳んでいきます。
チームワークというのでしょうかね、いい感じで片付けがあっと言う間に終わります。


実は昨日から腰痛になった私は、今日は何もできずにいましたが、それを知ってかいつも以上に私の分まで、片付けてくれて本当に感謝感謝の1日が終わりました。
夜になって、このブログを書きながら、時々腰の辺りに激痛が走りる私ですが、夏休みの始まりは、こんな様子で心地よく1日が過ぎていきました。お疲れ様でした!

皆さんにとっても、また子どもたちにとっても楽しい夏休みが迎えられますように。