七五三参り

先週末の土曜日に、孫二人の七五三参りに出かけました。ありがたいことに秋晴れの穏かな日となり、まもなく5歳を迎える男の子と来春3歳になる女の子なので、一緒にできるからということで、両方のじじばばも一緒に加わって、写真館で家族写真を撮りました。

朝早くから、1時間以上かけて出かけてきて、美容室で子ども二人とお嫁さんは髪を整え、着付けをしてもらい、やっとのこと、写真館で撮影です。美容室では、下の女の子は、髪を結いながら、途中で眠ってしまい、首を抑えてもらってかんざしを挿してもらっていました。

それでも、お姫様と、武士の恰好なんだよと言われて、あでやかな着物や、刀を腰にさした凛々しい姿になって、ちょっと照れてうれしそうにしていました。

写真を撮るときは、写真館の奥さんが、アンパンマンの人形をかざして、「こっちを見てね。笑ってね。」と、シャッターチャンスを狙うのですけれど、二人とも、ちょっと緊張した感じで、なかなか硬さがとれません。それでも、なんとか、全員写真、親子写真、兄妹写真、子どもそれぞれの写真と、たくさん撮ってもらえました。

そのあと、地元の神社でお祓いをしてもらいました。先にお祓いすると、神社の境内を歩くうちに、きっと着崩れてしまうだろうし、疲れて機嫌も悪くなるだろうと写真を先にして大正解。

お祓いが無事に済んで、赤い鳥居のところで、息子が写真を撮ろうとすると、上の子が「もう脱ぎたいよ」と言い出しました。すると、下の子が、「あ、どんぐり!!」と境内に落ちていた椎の実をみつけ、とびっきりのうれしそうな顔をしました。どんぐり探しに、夢中になる二人。着物でもお構いなしです。

「さっき、写真館では、こういう笑顔は出なかったね。」思わずそんな言葉がでて、二人の楽しそうなスナップ写真を撮ることができました。

スマホゲームもちょっとした時間があるとやりたがるし、ディズニーチャンネルでアニメを見たり、仮面ライダーも大好きですけれど、どんぐりや虫を見つけると大騒ぎで喜んでいるのをみると、やっぱり自然の生きものは子どもたちにとって、好奇心を強烈に刺激するんだろうなと、ちょっとほっとしました。

2人とも健やかに、仲良く、育ってほしいものです。