11月の出来事から
季節は晩秋、街も紅葉まっさかりです。今日は久しぶりの仕事off日で1日がまったり流れている感じです。
11月は紅葉を楽しもう!と思っていた矢先に、家人が足のかがとを骨折してしまい、まずは日常の生活が無事に過ごせるよう、「食べる・寝る・入浴、仕事に行く」など、ごく当たり前のことをこなしていくことで精一杯でしたが、やっとその生活スタイルにも慣れてきたところです。
昨日からは、取り外しのできるギブスになり、およそ1ヶ月ぶりに両足ともドボンとお風呂に浸かることができたようです。そして2週間後には歩行用のギブスが出来上がり、歩行のリハビリが始まるとのこと。元通りの生活には、もうしばらくかかりそうです。
そういう私も、最近右手の親指が腱鞘炎、「バネ指」で、親指の第1関節が自由に曲げたり伸ばしたりができません。大抵は親指の関節を伸ばしたままの方が楽で、何かの拍子に第1関節が曲がると、アイタタ・・・と、悲鳴をあげてしまいます。握力はかぎりなくゼロに近いかも・・・。原因は使いすぎと老化とのこと。皆さんも(特に女性の方に多いらしいですが・・・)気をつけてくださいね。
接骨院の先生のアドバイスは、手を動かす前に温かいお湯に1分ぐらいつけてほぐしてから動かしてください、と言われています。また痛いからと言って、関節を動かさないのもいけないらしく、入浴後には指の関節を曲げたり伸ばしたりして腱の通りをスムーズにするケアも必要のようです。
夫の骨折はゆっくりと順調に回復に向かっていますが、どうも私の方はと言うと、回復の兆しがあまり見えなくて正直困ったなぁ・・という感じですが、こればっかりは気長に付き合っていかなければいけないようです。
そんな思いで11月を過ごしていましたが、実は嬉しい出来事も幾つかありました。
一つは、私の父の米寿のお祝いを姉家族と一緒にできたこと。この時は娘も東京から帰省してくれて、母と父、娘夫婦2組、孫3名の計9名で、父を囲んでの米寿のお祝いとなりました。名古屋城が一望できるレストランというロケーションだったので、ライトアップされたお城も米寿の装束を着た父も金色づくしの、とってもおめでたい写真になりました。父を見習って私たちも米寿のお祝いができるまで長生きしたいわね・・・!そんな話で盛り上がりましたが、本当に皆が元気でいたいものです。
もう一つは、我が家で日仏親善の女子会をしたことです。私の短大時代の友人を訪ねて、パリから日本の紅葉を観にやってきた二人の女性を招いての女子会でした。このメンバーにフランス語を勉強中のもう一人の知人が加わり、フランス語と日本が飛び交いながら、楽しい時間を過ごしました。フランスと日本のそれぞれの生活について、美味しい食べ物や教育やそれぞれの仕事や関心事など、1本、2本とワインが空く頃には、すっかりいい感じになりました。パリのマルシェでアクセサリーを売っているという女性からは、彼女のお手製のブレスレットをいただきました。色とりどりの小さなストーンが一つ一つ金のチェーンに繋がった、とっても繊細で手の込んだブレスレットです。時々身につけては、この日のことを思い出しています。
そして私からは日本の思い出にしてもらえたら嬉しいな・・・と、カトレアの花をモチーフにしたピンクのグラデーションの七宝焼きの菓子皿を1枚ずつプレゼント。この日の女子会のことを思い出してくれたら嬉しいです。
食べ物もファッションもおしゃれなパリ。美術館も劇場も魅力的だし・・・。是非一度訪ねてみたいものだなぁと、フランスモードに浸ることができた11月でもありました。