自然を感じて
ゴールデンウィークを利用して、仲間の一人は結婚30年を記念してイギリス、ドイツに行っているようです。
私のゴールデンウィークの前半は、自然の中で過ごす時間でした。
清里の清泉寮というところで、行われたESD、SDGsの研修に参加したからです。
清泉寮は私たちラボラトリー方式の体験学習に関わるものにとっては、ちょっと特別な場所です。
最も大切にしている研修の開催拠点になっているからです。
なので年に何回も訪れるところですし、毎回いろいろな気づきや思いをもって帰ってくるところでもあります。
今回は、いつもにも増して自然に触れることができました。
研修は清泉寮でインタープリターをしている増田直広さんがずっと一緒でした。
彼のインタープリテーションは魅力的です。
押しつけがましくなく、その時の自然の魅力を十分に味合わせてくれます。
そして今回は何度も行っているにも関わらず、一度も行ったことのない川俣渓谷へ案内してくれました。
川俣渓谷への道は少し険しくもありましたが、不慣れな私たちに合わせてゆっくりと進んでくださいました。
道中では都会では絶対に見られない花たちや、冬の間に白骨化した鹿の屍や美しい鳥のオオルリなどに出会いました。
自然にはそこでそうしていることに、必ず意味があります。
なぜこんなところに?どうしてこういうことに?
そういうことを考えたり答えを知ることで、自然の凄さを改めて感じさせられます。
自然に触れることで自分自身を考えることもできます。
自然の摂理のようなものは、自分自身の中にもあるのです。
そういったことがリンクするのか、あまり構えることなく自分のことが考えられると思うのです。
南に富士山、北に八ヶ岳を望める清里は、自然と共にいるのには最適な場所です。
清泉寮は食事もおいしく、素敵な雰囲気をもったところです。
一度訪れてみてください。