シーズン到来

今年は、桜の開花も早く、真夏みたいに暑い日があったかと思うと、

ここ数日は、しまったストーブをまた出して、毛布も引っ張り出して、

外出には薄手のダウンを羽織りたいくらいの寒さ。

暦の上では、すでに春たけなわのはずなんだけど・・・

 

入園式、入学式も済んで、新しい生活に、不安と期待を抱いて通い始めた

人たちも多いだろうし、心配しながら送り出す親たちも多いだろう季節は、

確実に始まっている。

 

私の趣味のひとつは、ゴルフで毎年この時期は、マスターズのテレビ中継を

真夜中や早朝に見るのが楽しみ。

綺麗なゴルフコースに、つつじの花が咲き乱れる中、選手は、屈指の難コースである

オーガスタ・ナショナルゴルフクラブを4日間まわり、競い合う。

 

日本人選手の活躍を応援する気持ちもあるし、世界の名プレイヤーたちの素晴らしい

プレイを見るのも、刺激的で楽しい。

 

これを見ると、今シーズンもゴルフ、頑張ろうと思う。

冬枯れしていた芝生が、日に日に緑に生えそろい、日の光が明るくなって、

気持ちのいいシーズンがやってきたことを実感する。

 

調子は、いいときも悪いときもある、何がよくて、何がうまくいかなかったのかを

ふりかえり、気づいたポイントを、改善すべく練習する。または、つぎはこうしようと意識する。

 

ことしは、アプローチをもっとうまくなれるよう、強化したいと思い、

新しいクラブ(ウエッジ52度)を最近購入した。

といっても、もともと持っている使いやすいと感じているクラブ(ウエッジ58度)と

同じメーカーの同型のものをネットで探して、中古を購入したのでリサイクルだ。

これを、はやく自分のものにして、力をつけたい。

毎回、自分への課題を持って、コースに挑むけれど、奥が深くて、なかなか思うようには

いかないものだ。

体調、集中力、技、ショット、アプローチ、パター、トラブルのときに慌てないで

落ち着いて判断する力、慢心して無謀な賭けに出ることなく、確実に自分のできる

最大のことを丁寧にするという決断力。またチャンスには強い気持ちで思い切って

いくことなど、いろいろな要素が合致して、はじめて、いいラウンドができる。

 

同伴競技者との間柄も大事な要素。

お互いへの配慮や、相手を尊重する気持ち、マナー、ルールに乗っ取って

プレイファスト(すみやかなプレイ)で後続組への配慮も必要。

これが、気持ちよくいくのがなにより、心地よいラウンドになる。

 

自然の空気、景色だけでなく、自分の気持ちや同伴者の様子など、いろいろな

ことを感じ取りながら、自分のプレイに集中するのは、結構むずかしい。

そして、醍醐味でもある。

 

ついゴルフの話になってしまったけれど、大リーグの大谷の活躍も、うれしい話題。

野球も、開幕し、シーズンの到来だ。

日本人が、世界の舞台で活躍するのは、うれしいこと。その雄姿をみるだけで、

全然、自分とは縁もゆかりもないのに、なんだか、勇気をもらえたりする。

 

スポーツの世界で活躍する人たちの、才能とそれを伸ばし生かすための

子どもの頃からの努力は素晴らしいと思う。

だからこそ、最近の、相撲界、レスリング界でのニュースは、ちょっと残念でならない。

どんな組織も、それぞれに、問題を抱えていることもあると思うけれど、

本来の道を見失わず、アスリートファーストであってほしいと思う。

 

純粋に、そのスポーツを観戦し、選手を応援するためにも。

 

そのスポーツを愛する人たちの夢を壊さないためにも。

 

 

 

 

 

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