ありがたい存在
にんかん(南山短期大学人間関係科)時代に、恩師に授けられた教育の一番大きな賜物は、
「一生つきあえる友達」だと、いま、しみじみ思います。
昨日は、その仲間4人で久しぶりに集まり、海辺のカフェでランチをした。
あいにくの小雨模様だったけれど、その分、空いていて、土日には行列のできるカフェの
窓際の席から、海を眺めながら、オーガニック中心のヘルシーでおいしいランチを食べながら
ガールズトーク?!で盛り上がりました。
といっても、話の内容は、面白おかしい?!孫との話、介護をめぐる親との話、子どもの結婚、
入籍の話、膝や腰の不調などなど。
本来は、シリアスな部分もあり、苦しい、めんどうな、あれもこれもを乗り越えて、やっと話題に
できることばかり。
でも、みんな、そんなこんなが分かり合えるので、笑い飛ばせるし、つっこみも入れられる。
『大変だね、わかるよ。お互い様だね。』という大きな思いやりのベールが、ちゃんとあっての、
やりとり。
おしゃべりに興じ、おいしいものを食べて、そのあと、新鮮な食材で有名なスーパーで買い物し、
メンバーの一人の家にお邪魔して、素敵なお庭を見ながら、お茶もして、気持ちがあったかくもなり
すっきりして、それぞれの家に戻っていきました。
年に数回、このメンバーで集まりをしますが、そのたびに、ちょっと肩の荷が軽くなったような、
みんな一緒だと思えるような、一緒にがんばろうね。という勇気をもらえるような気分になります。
介護の知識や技術を知ることじゃなくて、わいわいおしゃべりして、目の前の相手の気持ちを
思いやりあえる仲間が、信頼しあえる関係が、何よりありがたい存在だと、あらためて感じました。
何か、そういうことを大事にした、親を看ている人たちとの場所をゆるやかに作れたらという目標に、
意を新たにした、昨日の経験でした。
ruko