今年のSeeds一泊研修
8月23日、24日、Seedsメンバーで、一泊研修に出かけました。
毎月開催している定例会の他に、年に1回、自己研鑽の場として行っている研修です。
今年は遠州鉄道岩水寺近くの公共の宿を利用しました。
研修では、会議室が使えるのが必須条件になるので、毎回、手頃な料金で会議室が使えることも、選ぶ上で
大事な条件になります。
そのような中、今年は、大当たりだったね、というのがメンバーからの声でした。
大半の時間を過ごした会議室は、壁が板張りになっているせいか、圧迫感がなく疲れた感じがしませんでしたし、共同の風呂は、ヒノキ風呂。檜の香りと木の感触がとても気持よく、規模としては小さめでしたが、ほのぼのした香りが漂っていました。
そして、宿泊したのはふた間続きの離れ。茶室としても使えるようにひと間はねじり口や水屋もあるところで、私たちは、贅沢にもひと部屋を机を囲んで夜のミーティング部屋に、もうひと部屋を、いつでも寝れるよう布団をメンバー分敷いて、修学旅行気分に。
今回は、ずっと一緒にいることも多く、そのせいかいつも以上にお互いの距離をより近くに感じられたように思います。
研修のプログラムでは、自然を使った実習の制作を2チームに別れ、個人視点とグループで行う実習の2つを製作しました。
いつも感心するのは、スケジュール通り決めたプログラムに向けて、頑張る私たちがいるということ。
その為あって、実習が2つ出来ました。どこかでお披露目できるといいですね・・・。
ところで、今週日曜日、リオのオリンピックが閉幕したばかりですが、4年前のロンドンオリッピックの頃、Seedsの本の出版で、執筆に苦しんでいた日々のことを思い出している私がいました。あのときは本当に大変だったと思い出しながら、今回のアスリートの健闘する姿に感動しながら見ていましたが、よくよく思い返してみると、本の出版について取り上げたのも一泊研修だったように思います。最初は、まだ漠然としたイメージしかなく、それをメンバーで出し合い、検討した中で生まれてきた本です。私たちSeedsにとっては、この研修は、大きな拠り所とも言えます。
今年で12回目の研修だということがメンバーから「あそこ」「ここ」と上げてみて確認されました。そして不思議なことに、一度も同じところを利用していないというのも、私たちが好奇心旺盛なのか、偶然なのか、意図的に避けているのか、本当のところはどうなのでしょう。
そして、最近の研修では、2日目にミニTをする、というのが定番になりつつあります。
今年もトレーナー無しのTセッションを行いましたが、トレーナーだったら、どんな介入があるだろうか、そのような視点も大切にしながら、お互いの関係を再確認し、Seedsのメンバーとして、これからに向けて関係を深める機会になりました。
余談ですが、今回は研修始まって以来、私が初めて車を出し迷ドライバーを発揮しての道中でしたが、新東名は初めてというメンバーも多かったので、話題性のある綺麗なサービスエリアに立ち寄り、美味しいものを食べたり買ったりして、研修に花を添えることができました。
楽しかったです。
そして、何はともかく、無事に帰路につけて安堵しました。