筍とわたし

春爛漫。
いい季節ですね。
上着を脱いで、気持ちも軽やかです。
通勤の途中も、色々な花が咲き誇っていて、ここにきて、一気に華やいだ感じがします。
今日は、家人が採りたての筍をどっさり、いただいてきました。
竹林を持っている人が、わざわざ届けてくれたのだそうです。
大きさといい、数といい、我が家のお鍋では、太刀打ちできそうになく、
いやいや困ったな・・・と思案中です。
もう夜なので、ひとまず新聞紙にくるんで、涼しいところに置きました。
5つほど、ゴロゴロ横たわっています。
昨日だったら、 Seedsのみんなに、土付きでお裾分けできたけれど、
1日違いで、残念であります。
いずれにしても、美味しく茹でたいので、きちんと極めようかと
茹で方のコツを料理本で調べてみることにしました。
最近、私が気に入って参考にしているのが、
「京町家、杉本家の味、今日のおばんざいレシピ」という本です。
お正月の昆布巻きもレシピ通りに作ってみたら、ほんとうに美味しくできたので、
それ以来、絶大なる信頼を寄せています・・・。
さて、肝心の採りたての筍は、ぬか、とうがらしが必須アイテムで、残念ながらぬかがないため、
明日、手に入れないとはじまりません。しかも、時間が経つとエグミが増すので、早めに下茹でしましょうと書いてあり、
わかっているけど、できません、と本に向かって吠えちゃいました。
明日は貴重なお休みで、ちょっと他にもやることが満載なのですが、お恵みの「たけのこ」です。
本当に、惚れ惚れするほど、立派で美しい形をしているし、しかも、80歳を過ぎた人が
「食べてちょうでぃよ・・・先生!」と、届けてくださったので、その思いだけでもありがたいことです。
京のおばんさいの本には、若竹煮、木の芽和え、たけのこご飯が、おいしそうに写真におさまっています。
こんなふうに上手くできるかな・・・・。
鍵を握るのが、上手く下茹ですること。
それには、とにかく、大鍋とぬか!!! だがね~。
夢にでてきそうな、筍のお話でございます。
 

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