新年を迎えて新たにするもの

新年を迎えて、毎年新しくするものはカレンダー。
これは不規則な仕事の休みやシフトを書き込んで居間の目につく壁に貼っているもので
毎年恒例のお気に入りのファッション雑誌の付録。その雑誌は30年ほど前に創刊になってから
しばらく購読してきたもの。今はこのカレンダー欲しさに1月号を購入するのみだけれど
毎年上品な花のアレンジのカレンダーで「これがないと」という気分になる。
もうひとつ、正確には12月の初めごろに新しいものにするのが1月はじまりの手帳。
毎年、何色にしようかとまずは色を考える。今年はクールな青。
あとは、シフトの関係で、月曜始まりのタイプ。
それから、薄さ、持ち運びやすさで今年は選んだ。バッグが重くなるのを避けたくて。
そして、今年はいつもと違って、日記をつけてみようとちゃんとした卓上日記帳を買ってみた。
しかも3年分書ける3年手帳だ。
5年・10年のタイプもお店に並んでいて迷ったけれども、1日分の記入スペースの広さと、
表紙の明るい色のものが、3年のものだったので、黄色のものに決めた。
以前から10年日記なるものがあることは知っていたけれども、実際にこういうタイプのものを
買ったのは、はじめて。
日記は、ふだん不規則に、書きたいことがある日だけ、無印良品のリングノートなどに
書きつけるという形でもう何十年も過ごしてきたような気がするけれども、
ちゃんとした日記帳は、子供ができたときに1歳になるまでつけていた育児日記だけだった気がする。
実は、年末に私の持ち物をかなり断捨離した。その際、本棚の奥から
二人の息子たちの育児日記が出てきた。
ちょうど生後1か月になる孫を連れて、息子夫婦が来ていて赤ん坊の成長についての
話題の際に、本当に二十数年ぶりにその育児日記を開いてみた。
はじめての子育て、二人目の子育て、それぞれに詳細な(二人目はちょっと大ざっぱ)成長の記録が綴られており
我ながら驚いた。同じ兄弟でも生後1か月の体重の増え方などが全然違うこと、
初めての時と、二人目の育児に対する取り組みの違い、悩みなどなど。
お嫁さんと一緒に読みかえしたりして、自分でも忘れていたエピソードなどを
懐かしく思い出したりした。
今年1日からつけ始めた日記が、3年後どんなものになっているだろう。
誰かと分かち合うことはおそらくないと思うが、自分自身のふりかえりには
3年分がひとまとめになっているというのもいいかもしれない。
今年の欄を毎晩埋めながら、すぐ下の来年、その下の再来年の空欄をみて
これを埋める時、どんなことを思い、どんなことが起きているか楽しみな気もするし
楽しいばかりではないことも人生にはあるだろうから、それに対して
どういう選択を自分はしていくのだろうと思いを馳せつつ、いまのところ
三日坊主にならずに、毎晩その日にあったことや心模様を書き込んでいる。
昨晩古い友人から寒中見舞いが届いた。
年賀状が来なかったと思ったら、年末にお父様が他界されたらしい。
さっそく今日メールをしたら返事が来た。
今日はそんなことを綴るつもり。
いつどんなことが私や私の周りに起こったか、どう感じどう関わったか
そんな記録のつもりで気楽に続けてみようとおもう。
あなたは何か、今年になって新しくしたもの、新しく始めたこと、ありますか?
 
 

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