いのししの肉

 年末に、いのししの肉を知り合いから手に入れました。

「食べますか?」と聞かれて、しし鍋ぐらいしか思いつかないまま、
「食べま~す!」と即答したところ、それではと、車から冷凍の塊肉を持ってきてくれました。


 知り合いというのは、フィリピン人の牧師です。

猟友会の友だちが仕留めたのを分けてもらったと、英語と片言の日本語で、多分そのように話してくれました。

 

袋から出してみると、とてもきれいな赤色の肉色をしています。

ちょっとびっくりしたのは、黒くて太い毛も交じっていて、それが混じっていることを、

フィリピンの人は好む人もいると教えてくれました。


毛が入っているのは幸運を招く? 

猟師の野性味の証拠?

理由はよくわかりませんでした。

 

さてしし鍋を予定していたのですが、娘からの提案でイタリア風に料理することにしました。

パスタソースと一緒に食べるイノシシのラグーソースです。イタリアでもイノシシは

食べるらしく、娘の知り合いのシェフからレシピを教えてもらうことができました。

 

プロ級に仕上げるポイントは、いくつかあって、例えば肉の臭みをとるために、野菜と赤ワインに一晩漬け込んでおくとか、しばらく煮込んだ野菜を取り出してピュレにして、もう一度

肉と煮込むなど、なかなか手が込んでいます。


ラグーソースは、調理した肉を途中でほぐして細かくするのですが、予想以上においしく煮込めたので、レシピに反して一口大のままに。

仕上がりは、牛肉のホホ肉のワイン煮込みのように、お肉も柔らかく濃厚。

「おいしい~!!」と舌鼓をうちながら、食卓を囲んでいた全員がぺろり!

と平らげてしまいました。


私の両親を招いてのザ・イタリアンの新年会でしたが、

新年早々、皆に喜んでもらえてよかったな、と思う出来事でした。






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