嗜好品
この季節、ビールも「くい~」と美味しい!!ですね・・・。
我が家もどちらかというと、アルコールの消費量は、多いほうです。
その中で、暑い夏場でも、ワインと日本酒を好んで飲みます。
ワインをどのように買っているかというと、日頃飲むものは、
地元の酒屋さんから、1000円以内の定番ワインを配達してもらっているのですが、
幾つか試した中で、安い&美味しいものが見つかり、今に至っています。
ワイン好き・・・ということが、いい具合に知人にも知れ渡り、美味しいワインや
日本酒をいただくことも多く、シメシメ・・・。
けれども、調子に乗っていると、ちょっとマズイかな・・・・と、
時々は、休肝日を設けようと試みますが、夕食になると、
やはり、喉を潤し、「くい~」と飲みたくなります。
夫婦してこうなので、日々、相乗効果となり、休肝日は、
遥か彼方に・・・・・
嗜好品をHPで調べてみると、面白い記載がありました。
1912年(大正元年)の雑誌「太陽」に掲載された森鴎外の短編小説「藤棚」より・・・
藥は勿論の事、人生に必要な嗜好品に毒になるような物は幾らもある。世間の恐怖はどうかするとその毒になることのある物を、根本から無くしてしまおうとして、必要な物までを遠ざけやうとする。要求が過大になる。出來ない相談になる。
― 森鴎外「藤棚」、『太陽』第18巻第9号、1912年。
出来ない相談・・という辺りのニュアンスが、わかるような気がします。
余談ですが、大正の時代から、雑誌「太陽」があったことにも、驚きました・・・。
程々に、嗜む(たしなむ)のが、一番だと、私は思っていますが、
さらに、嗜好品の特質とは・・・という記載も、ちょっと面白いので紹介しておきます。
1.普通の飲食物ではない。栄養。エネルギー源を期待しない。
2,普通の薬ではない
3,生命維持に強い効果はない。
4,ないと寂しい感じ。
5,食べると精神(心)にいい効果がある。
6,人の出合い意思疎通を円滑にする。
7.食物素材が多い。