“卒業”旅行

春休み中のこと。
娘がかねがね「友達と一緒に遠出して遊びに行きたい」といっていたのが、実現しました。
行く先は富士Q。旅行会社のパッケージの、日帰りバスツアー(車中1泊)。約26時間のお出かけとなりました。
発端は、遡ること2年前「卒業旅行に友達とディズニーランドに行きたい」と言ったので、それじゃ!ということで、パッケージツアーに申し込むものの、友達との同行はかなわず、私との2人旅となってしまっていました。それはそれで楽しかったものの、「友達と行ってみたい」という想いだけは強く残っていたようです。
いつも口癖のように「どっか行こうよ。一緒に行かない。」と友達に言っていたのが、ひょんなことから、「富士Qに行こう!」となり、実際のパンフレットを見たことで、「これで行こう!」に発展。
私としてはまた2年前の二の舞と高をくくりつつ、様子を眺めていました。
とある日、「かあさん、このパッケージで行こうと思うんだ」とパンフレットでなく、インターネットの画面を見せられることに。
「電話は○○ちゃんがしてくれたんだけど、未成年だけで行く場合は、保護者の同意書を提出すればいいらしいんだ。」と切り出されました。
まだ、友達たちが本当にいけるのか、半信半疑の私は、「申し込む前に、みんなでの相談をきっちりしてから」というアドバイスに留めました。
ところが、予想に反して、というか、予想以上に盛り上がっていたらしく、話はとんとん拍子に進み、申し込み、送金、旅行会社との折衝も、全部、彼女たちだけで対応し、あとは当日を待つだけという段階まで行きました。
当日は姉が貸してくれたCOMを持ち、気持ちだけ先に出発しているのではないかと思われるほどで出かけていきました。
実を言えば、「行っておいで」と言いつつも、道中のこと、行った先でのこと、いろいろと心配で、何度もやめさせようと思った私がいました。
「やってみて(やらせてみて)もいいんじゃない」という声に背中を押されていたのは娘だけでなく、私もそうだったと言うのは紛れもない、事実のようです。
実際、話を進めていく途中、不安に涙することもありつつも、しおりを作ってくれた友達に励まされたり、旅行会社との折衝を引き受けてくれた友達に感謝したりする様子を見て、私自身は彼女の成長に感心することしきり。
帰宅して、深夜に床に着く前に「かあさん、いろいろありがとうね」の一言で、「思い切って行かせてよかった」という想いだけでなく、「そろそろ独り立ちだな」ということを実感した瞬間でした。
上の娘たちから聞いた話では、主人も「一人で留守番もできなかった子が、大きくなったな」ともらしたとか。私も「ホント、そうそう。」頷きました。


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