新生活

 1日担当の私は、常にスタートを担当している気がする。
その中でも4月は特別その気持ちが強い。
今朝も近くの大学が入学式のようで、
真新しいスーツに身を包んだ若者に多く出会った。
実は我が家にも明後日には家を出て、
一人暮らしをスタートさせる息子がいる。
私は結構自分が忙しいので、息子をほったらかしてきた。
たまたま息子たちは野球に熱中していたので
良い仲間にも恵まれ、幸せな学生生活をしてきた。
要するに飯・風呂・金に支障がなければ
親などいらなかったわけである。
ところが今回図らずも家を出ることになり
親子共々今まで気にせず過ごしてきた互いの気持ちに気づことになった。
私は何でもやれることはやっておいてやろうと思う。
私はこんなに自分の子が好きだったんだ。
全く相談などしなかった息子は
いろいろ私に聞くようになった。
案外、親を頼りにしていたんだ。
新生活の初めは誰もが不安いっぱい。
色々なことにビクビクして
細かいことに神経を使って・・・
でも、それもゴールデンウィークの頃には慣れる。
何でもない日常になる。
それが良いし、幸せなことだと
今世の中がこんな状態だから余計に思う。
日常が当たり前に暮らせるようになるまでを新生活というのだろう。
そして、もし万が一、何でもないことにならなかったら
そこからまた新生活を始めよう。
誰もがいつでも新生活を始める権利をもっている。
そういう力をもっている。
私はそう信じている。
だから息子を見送ろう。
東日本の方たちと同じ時間を、私は私らしく過ごしていこう。
健やかな新生活を祈って・・・


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